フィットネス系インフルエンサーをフォローする人たちは運動量が多くなる。しかし、メンタルヘルスに問題を抱えやすくなる。そんな研究結果(*1)がサイバー心理学ジャーナルに発表されました。
*1. Healthier but not happier? The lifestyle habits of health influencer followers
https://cyberpsychology.eu/article/view/21597
https://cyberpsychology.eu/article/view/21597
研究によると、フィットネス系インフルエンサーをフォローする人たちはそうでない人たちと比較して、まず「激しい運動」を行う率が高くなります。さらに野菜や果物の摂取量も多くなるそうです。ここまでは良い側面です。
しかし、メンタルヘルスに目を向けると、フォロワーたちは摂食障害やうつなどの問題を抱える確率がより高くなるのだそうです。
健康的なライフスタイルとやり過ぎの弊害は紙一重なのでしょうね。
運動にしても、栄養にしても、インターネットからの情報はほどほどに見ておけばよいのでしょうが、若い人は感受性が高いので、どうしても影響が大きくなってしまうのかもしれません。
研究対象となったのは、アメリカ、イギリス、そしてニュージーランドの英語圏3か国に住む、年齢18歳から35歳までの若い世代1,022人だそうです。従って、日本の若者や非若者とは事情が異なるかもしれません。でもきっと、共通点はあるのじゃないかと個人的には感じます。
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