トレーニングの流れ

ここでクロスフィット・ジムでの典型的なトレーニングの流れを紹介します!
と言いたいところですが、クロスフィット・ジムの大きな特徴は
毎回必ず違うメニューを組む、ことです。

そしてメンバーは通常その日ジムに行くまで、どんなメニューになるのかわかりません。
私が所属しているジムの場合、ホームページにその日のメニューがアップされていますので、昼間オフィスでそれをチェックして、夜ジムに行くまでにココロの準備をすることは出来ます。
とは言っても、毎日タイムリーに更新されるわけでもないので、ぶっつけ本番ってことはよくあります。ジムのオーナーやヘッドコーチによっては、あえてメニューを予告しない方針を取る人もいます。

もちろん、集団でトレーニングするわけですから、大体の流れはあります。

クラスは約1時間です。
1日のなかで、朝、昼、晩に何回かクラスがありますので、メンバーは自分の好きな時間帯にジムに行きます。
私が行くのは夜の5時半~6時半、あるいは6時半~7時半という時間帯で、やはりこのあたりが一番人数が多いようです。平均して15~20人ぐらいです。

時間になったらまずは5分から10分ぐらいかけてウォーミングアップです。
トレーナーの指示に従って皆で一斉に行います。
動的ストレッチ、軽いラン、などが中心で、
主に体を温めること、関節を緩めておくこと、が主な目的のようです。
その日のトレーニング内容によって、ウォーミングアップもメニューが変わります。

ウォーミングアップが終わると、前半30分ぐらいはウェイトトレーニングかテクニックの練習を行うことが多いです。。
バーベルスクワットやスナッチ、ジャーク、デッドリフトなど複合的な筋肉を使用する動きの大きなメニューから一つだけ指定されます。
インストラクターはフォームをかなり厳格にチェックします。
ここでは重さより正しいフォームを重視し、説明の時間も長くなります。
回数や重さを指定されはしますが、自分の好きなペースで休みながらやりますので、ここまではあまりキツクありません。

後半になっていよいよ本番です。
WOD - Workout of the Day と呼ばれるその日のメニューを行います。

このメニューが毎回違うわけですが、大きく分けて2種類。
一定時間内に決められたメニューを何セットこなすか、 あるいは
決められたメニューをどれだけ早くこなすか、 です。
その日のメンバー全員で行い、全て競争です。
全員の回数、あるいはタイムはジムのボードに書き出され、自分がその日何人中何番だったかが一目瞭然に分かるようになっています。

女性は指定されるウェイトが軽いだけで、男女とも同じメニューです。
例えばケトルベルを15回スイングするというメニューがあるとして、男は53パウンド(24キロ)、女は35パウンド(16キロ)、という風に指定されます。

ウェイトを使うパワー系、スクワットや腕立て伏せなどの自重を使う筋持久力系、ランやジャンプなどのスピード系など、色々な要素をもつメニューが組み合わされます。

この組み合わせが絶妙なんですね。
パワー系はもちろん力の強い大男が有利です。
だけどそういう人は足が遅かったりします。
同じように懸垂30回って言われても、100キロの体重を持ち上げるのと、50キロの体重を持ち上げるのでは負荷が違います。

だから総合すると、体重60キロの私が100キロの人にタイムで勝つこともありますし、その私も女性に負けるということもあります。

そんなWODですが、何回も繰り返しましたように、その内容は毎回異なり、またその異なることに大きな特徴があります。
あえて共通点を挙げるなら、今までやったどのWODもめちゃくちゃきつかった、ということです。

このWODの内容を日々紹介するのがこのブログの主な内容になりそうです。

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