2015/02/02

クロスフィッターがマラソンで陥る落とし穴、の極めて個人的な失敗から学ぶ1考察

先日フルマラソンを走ってきました。
クロスフィットをやりながらマラソンやトレイルランをやっている人は多いと思います。
ただひたすらに走るだけではなく、クロスフィットを取り入れることで、より効果的にトレーニングが出来ます、って話は以前にも書きました。

Crossfit Endurance - クロスフィットでマラソンを走る?


上の記事を書いて約2年がたちました。その間、クロスフィットを続けながら、いくつかの長距離走レース(5K、ハーフ、フル、トレイル)に参加してきました。
概ね、クロスフィットは長距離走にも効果的だったと思います。
具体的には、この2年間で5キロ走とハーフマラソンで自己記録を更新しました。46歳から48歳にかけてですから、上出来と言えるでしょう。

とは言え、勿論良いことばかりではなく、失敗も多々ありました。
フルマラソンでは直前の調整やペースに失敗続きで、何回かトライしながら自己記録に届きません。基本的な走力は上がっているはずですので(と信じたい)、これは純粋な作戦ミスだということにして、同じようにマラソンに挑むクロスフィッターの皆さんには反面教師として頂きたいと思います。

題して「クロスフィッターがマラソンで陥る落とし穴、の極めて個人的な失敗から学ぶ1考察」(長い!)

教訓1:レース直前にはクロスフィットを休め

クロスフィッターは休むのが苦手です。でもせめてレース数日前になったら、ボックスからは遠ざかり、軽いジョギング程度にしておいた方が良いです。私はフルマラソンの2日前にボックスに行ったら、よりによってデッドリフト、ボックスジャンプ、ウォールボールとやたら下半身を苛めるメニューにあたって、よせばいいのに張り切ってしまって、レース当日も筋肉痛が引かず、大変つらい42キロを走る破目になりました。

教訓2:カーボローディングは慎重に


マラソンランナーにはお馴染みのカーボローディングですが、クロスフィッターが好むパレオダイエットとは真逆です。完全ではなくても普段から炭水化物を制限している人が、パスタや米ばかりを食べると、思わず美味しくて食べすぎてしまいます。せっかくレースまでに落とした体重も増えてしまうし、体の調子も狂ってしまいます。少なくとも私はそうでした。ウルトラマラソンとかアイアンマンレースとかはまた違うでしょうが、フルマラソン程度でしたら普段の食事でもエネルギー切れにはならないと思います。