2017/11/17

クロスフィット子供クラス・その2 実践編

ほぼ1年前、私は子供(幼児から高校生まで)にクロスフィットを教える資格を取得したのですが、私が所属するボックスには子供クラスがなく、その資格は長い間宝の持ち腐れ状態が続いていました。

仕方がないので、ボックスを時間借りして自分の息子にモルモットになってもらったりhttp://cffansjp.blogspot.com/2016/12/2.html、知り合いの子供に自宅で教えたりしてきましたが、クロスフィット・キッズの名前は使えず、あくまで非公式でありました。

クロスフィットが盛んな南カリフォルニアであっても、子供クラスを持つボックスは意外に少なく、そのコーチを外部に公募しているところはますます少なくなります。まだまだクロスフィットは大人が主な対象で、子供のスポーツとしては成り立っているとは言えない状況です。

理由としては、やはり値段がネックになっているのではないか、というのが私の推測です。1か月約200ドル前後が当地におけるクロスフィットの相場ですが、子供クラスにはその値段はつけられません。それよりはるかに安い値段であらゆるスポーツを習うことが出来ますので。例えば、私の息子はリトルリーグで野球をやっていましたが、1シーズン(4か月)の値段が同じぐらいでした。空手教室の月謝は50ドルでした。他のスポーツの何倍ものお金を払ってでも子供にクロスフィットをやらせてみようという親は少ないのではないでしょうか。

それではクロスフィットが子供クラスの値段を下げたらどうなるか? よほどの大人数をかき集めない限り、ボックスとしてはペイしません。子供クラスと言えども、クロスフィットのワークアウトをするには大人クラスと同等の設備とスペースが必要になるうえ、コーチにも大人クラスと同じ(あるいは高い)報酬を支払わなくてはいけないのですから。さらに安全を考慮すると、子供クラスは大人クラスよりコーチ一人が受け持てる人数は少なくなります。年齢が低くなればなるほどそうです。だからでしょうか、子供クラスを持っているボックスでも、オーナー自身が子供クラスを受け持っているケースが多いようです。

そのようなわけで、せっかく取得したクロスフィット・キッズの資格を今まで活用する機会がなかなか巡ってこなかったのですが、この度とても幸運なことに下のボックスで子供クラスのコーチとして職を得ることが出来ました。

かなり大きなボックスで、会員数は300人以上、子供クラスだけでも70人以上もいます。子供クラスは年齢グループ別(4-5, 5-12, 10-12, 13-18)の4つに分かれています。当然ではありますが、ワークアウトの内容も教え方も年齢グループによって変えていかなくてはいけません。大人にクロスフィットを教えるのとは異なるスキルが要求されることでしょう。

上に書いたような経済的側面はさておき、それでも私は子供にクロスフィットはきっと役に立つと信じています。ボックスが儲かろうが損しようが、そんなことはブルシット!と言い切れるのが時間給雇われコーチであることの良い側面です。しかるべき時給さえ貰えたらよいのです。まだまだ指導を始めたばかりではありますが、これからはこのブログでもおいおい子供のクロスフィットの様子をお知らせしていきます。もはや「大人の部活」だけではありません!