2021/03/29

サラリーマンを辞めた日にクロスフィットの神様がくれたドラマ

 











4年前の秋、仕事を辞めた。コンサルティング会社で11年、メーカーのIT部門で14年、大学を卒業してから合計25年間の間、IT関連のサラリーマンが僕の職業だった。就職して最初の3年は日本にいたが、その後はずっとアメリカで働いてきた。

退職は必ずしも自分から望んだタイミングではなかった。特に好きな仕事ではなかったが、さほどきつくもなく、収入も生活も安定していた。あのまま定年まで同じ職場で働き続けていたとしても、特に不満はなかっただろうと思う。

だが世の中はそれほど甘くない。会社のリストラクチャリングによって、僕がいた部署そのものがアメリカから撤退してしまうことになったのだ。それだけなら世間ではありふれた話だし、自分が特に不運だとも不幸だとも思わない。それでもいざ我が身に降りかかってくると、これはこれで人生の一大事には違いない。

会社都合の退職ということで、割増した退職金が支給されることになった。次の就職先を探すために半年ほどの猶予も与えられた。だが、何故か、別の会社でまたサラリーマンをやろうという気持ちになれなかった。

僕はずっとスポーツが趣味だった。趣味と呼ぶにはいささかのめり込んでいたかもしれない。その頃は週5日はクロスフィットというフィットネス・ジムに通っていた。だから、サラリーマンを辞めたら、好きなことでメシを食う、クロスフィットのコーチになる、と周囲に言っていた。

退職の日が近づいてきても、次の予定は何も決まってはいなかった。一応、コーチの資格は取得していた。だが、僕がその頃通っていたジムではコーチの口は塞がっていたし、どこか別のジムで雇ってもらうという話も全くなかった。とりあえずフリーの身になったら、久しぶりに日本を1か月ぐらいかけて旅行しよう、ついでに100キロマラソンというものを走ってみようぐらいのことしか考えていなかった。と言うか、それ以外のことを考えるのが億劫だった。

ある程度の蓄えはあったし、家のローンも終わっている。とりあえず生活の心配はないし、今の世の中だから飢え死はしない、何とかなるだろうとは思ってはいたけど、身も蓋もなく偽らざる心境を述べるとしたら、半ばヤケクソで開き直っていただけだった。

そんな退職の日、職場に最後の挨拶をしに顔を出したその足で、クロスフィットのジムに行った。何もそんな日にまでトレーニングをしなくてもよさそうなものだが、どうしてもその日はジムに行きたい理由があった。

全くの偶然なのだけど、僕が退職するその日は、ジムで親しくしていた友達が母国のエジプトに帰国する日でもあったのだ。友達の名前はモハメッド。僕らはモーと呼んでいた。モーは穏やかで絵にかいたようないい奴だった。いつもはにかんだような笑顔を浮かべて、彼が怒った顔を見たことがない。

だが、敬虔なイスラム教徒であったモーにとって、当時のアメリカは住みやすい場所ではなくなってきていた。イスラム国のテロが頻発し、ドナルド・トランプがイスラム教圏の国からのアメリカ入国規制を主張し、大統領選で支持を伸ばしていたのがその頃だ。エジプトは入国規制対象の国ではない。だが、日々反イスラムの雰囲気が高まる中、モーや彼の家族にはつらい出来事、不快な出来事が多かったのだろう。モーは長年住んでいたアメリカを離れ、家族を連れてエジプトに帰国する決断をした。

モーはその夜の便で帰国するという日の昼休みにジムにやってきて、最後にお別れのワークアウトをするというのだ。たかが仕事を辞めるだけの僕がそれに付き合わないわけにはいかないではないか。

そんなわけで、その日僕も彼もそれぞれに穏やかなる心境を抱えてジムに行ったわけだけど、そこでは思いもよらぬドラマが待っていた。

その日の出来事をジムのコーチが長文の記事を書いて、ジムのウェブサイトで紹介してくれた。2年後の今読んでみても、これ以上にあの日の僕を描写した文章は他にない。
だからあえて自分の言葉で語らず、彼女の文章を翻訳して、紹介したい。アレックスと言うのが僕のことだ。なぜ日本人の僕がそんな名前で呼ばれているかについては長くなるので触れない。

――

今日の昼のクラスで信じられないような出来事が起きました。
モハメッド(モー)・カーターがエジプトに帰国します。毎日のようにジムに来て上達を見せていた彼を見送るのは寂しいことです。

さらに4年以上に渡ってジムの一員であり続けたアレックス・カクタニが人生の節目を迎える日でもありました。彼は14年間務めた会社をこの日辞め、来月には100キロマラソンを走るために日本へ出発することになっていたのです。

モーとアレックスが共に特別な日を迎えたこの日、「サヨナラ」を言うために2人が昼のクラスにやってきました。

2人をよく知らない人のために、簡単な説明をします。2人ともスピードと持久力に優れたアスリートです。2人とも小柄で、体格の割にはパワーも備えていますが、ジムの仲間は何よりも2人のスピードと集中力に敬意を払ってきました。

この日のワークアウトはそんな2人に相応しい内容でした。時間制限35分間内に、下に挙げた動作を1ラウンドとし、任意の順番で行い、合計のスコアを競うものだったのです。

· 200メートル走(12ポイント)
· 120回縄跳び(10ポイント)
· 30回ケトルベル・スイング(10ポイント)
· 20回ボックス・ステップアップ(10ポイント)
· 10カロリー・ロウイング(10ポイント)
· 10回バーピー(10ポイント)

アレックスの戦略は全ての動作を順番通りこなすものでした。一方、モーの戦略は得意のランを出来るだけ生かすものでした。

ところが、既定の35分を終了すると、2人のスコアは全くの同点でした。

ジムの仲間はタイブレークとして2人に30秒間の固定自転車でもさせてみたらどうだと笑いました。アレックスとモーの2人もそうでした。

ところが、どちらからともなく、もう1ラウンドやってみて、決着をつけようじゃないかという案が出ました。最初は全くの冗談のようでしたが、どちらかが「俺はやってもいいよ」と呟き、もう一方が合意したことで、この延長ラウンドが実現することになったのです。

ジム内の全員が見守る中、2人の延長ラウンドが行われました。最後の10回バーピーが終了した時、両者の差は僅かに3秒しか違いませんでした。
モーを見送り、アレックスの門出を祝うのに、これ以上の場面は想像することすら出来ません。2人のトレーニングに取り組む姿勢、生き方はジムのメンバー全員を勇気づけてくれます。私を含めた全員がこの日の出来事をけっして忘れることはないでしょう。

――

これがこの日僕らに起きた出来事だ。クロスフィットというものをよく知らない人のために説明すると、クロスフィットのジムでは毎日違うワークアウトのメニューを指定される。そしてその内容はその日ジムに行くまでわからない。指定されたワークアウトを制限時間内に何回こなせるか、あるいは指定された回数をどれだけ速くこなせるか、そのどちらかをジムに来たメンバー全員で競う。いわば毎日ジムの中で運動会をやっているようなものだ。

この日の制限時間は35分。モーと同点だったスコアが何回だったかは覚えていないし、それは重要なことではない。だが、クロスフィットをやってる人ならわかるだろうけど、これだけの量のワークアウトをこなして、2人のスコアが同点になるというのは非常に稀だ。奇跡と言えば大げさだが、単なる偶然と片付けるにはドラマチックに過ぎる。少なくとも僕らはそう思った。

そのドラマがよりによって、この日の僕ら2人に起きたことでジムは沸いた。とは言っても、その時ジムにはせいぜい10人ぐらいしかいなかったのだけど。

それでも皆が大声で僕ら2人だけを応援してくれると、まるで大観衆の声援を受けている気がした。延長ラウンドでは僕もモーも必死だった。体中の筋肉がきしみ、心臓が飛び出しそうだった。決して大げさではなく、このままぶっ倒れてもいいと思った。そして僕は勝った。ほんの僅かの差ではあったけど、あれほど嬉しかったことも記憶にない。

モーは多分、彼の神様に感謝を捧げていたのだろう。僕は彼と違って、祈る神様を持たない。それでも目には見えない何者かが僕らを祝福し、励ましてくれているような気はした。クロスフィットの神様? そうかもしれない。

俺は持ってる。そう感じた。元々楽天的な性格ではあったと思うけど、この日の出来事はさらにその性格を助長し、自分は特別に運が強い人間なんだと確信するに至ってしまった。客観的に見れば、ジムでたまたま友達と同点スコアになったというだけの話なのだが、本人がそう思い込んでしまったのだから仕方がない。

それからしばらくして、僕はまがりなりにもクロスフィットのコーチやら高校のクロスカントリー部の監督やらの仕事にありつくことが出来た。文字通りの貧乏暇なしではあるけれど、願った通り、今はなんとか好きなことだけをやってメシを食っている。
先のことは全くわからない。不安がないわけでもない。だけど何とかなるだろうと思えるのは、あの日のドラマが僕の背中を後押ししてくれているからだ。

2021/03/27

これからコロナのワクチンを接種するかもしれないアスリートに体験談をシェアします

 先日、私は新型コロナウイルス(Covid-19)のワクチン接種を受けてきました。
2回の接種が必要なファイザー社のもので、その1回目です。2回目は3週間後に予定されています。

 私が住むカリフォルニアではワクチン接種は数か月前に始まっていますが、私は学校教育関係者ということで、比較的優先順位が高いグループにいます。ちなみに最優先グループは医療従事者、次に65歳以上の高齢者、心臓や肺に疾患がある、という人たちでした。

 私はこれまでにPCR検査を3回受けましたが、どれも陰性の結果でした。多分このままウイルスに感染しないで済む可能性は高いと思います。それでもワクチン接種を決めたのは、いつ高齢の両親を訪れることがあっても、自分でも知らないうちに彼らに感染させる心配を減らしたかったからです。

 ワクチンの有効性や安全性については様々な見方がありますが、私は医者でも専門家でもないので、それについては意見を述べません。私はまあ大丈夫だろうなあとタカを括っていました。元々がのんきな楽天家なのです。

  ワクチン接種そのものは非常に簡単で拍子抜けがするほどでした。創価大学カリフォルニア・キャンパスの駐車場に設けられた特設会場で、すべてドライブスルーで、全部で20分もかからないうちに終了しました。スターバックスのドライブスルーでコーヒーを頼むよりは少し時間はかかりますが、やること自体はさほど変わりません。もっとも、オンライン予約が必要ですし、自家用車でそこまで行かないといけないわけですので、情報弱者や貧困層には依然として厳しいのかもしれません。ちなみに創価大学カリフォルニア・キャンパスはこの辺りでも高級住宅地にあります。

 ワクチン接種後の副作用らしきものはほとんど自覚することはありませんでした。接種を受けたのは午後2時くらいで、その日の夜遅くになってから、ようやく注射した方の上腕部に張りが出てきたかな、というくらいでした。

 翌日も体調はまったく普段と変わりありませんでした。私は毎朝10~15キロほどジョギングをするのが日課なのですが、そのときも特に疲れやすいとか、身体が重く感じる、なんてことはまったくありませんでした。呼吸もいつもと変わりありません。

 ただ、上腕部の張りは終日残りました。痛みは全くありませんが、多少の違和感が残るという程度のレベルです。私が注射したのは左腕で、利き腕ではありませんでしたので、生活する分には何も影響はありません。でももし、野球のボールを投げたり、テニスのラケットを振れと言われたら困ったかもしれません。そのようなスポーツを専門にする人は、利き腕ではない方の腕に注射してもらうことをお勧めします。

 ワクチンへの反応は人それぞれ異なると思います。私が経験したより深刻な副作用が起こる人もいるかもしれません。あくまでたくさんあるケースの1つとして、一足先の体験をシェアします。



2021/03/25

2021年オープン#3速報(WOD21.3 & 21.4) ー 事後感想を追加しました

 









3週目のワークアウトはなかなか面白いのが来ました。よ~く考えたのがわかる内容です。カストロ君もなかなかやります。

タイトルに21.3 &21.4とある通り、2つのワークアウトがあります。

僕の予想ではこの先の準々決勝に残るぐらいのレベル(トップ10%)でないと21.3は終わらせられないのではないでしょうか。根拠は何もなく、単に僕のカンですけど。

21.3

For total time:
  • 15 front squats
  • 30 toes-to-bars (T2B)
  • 15 thrusters
Then, rest 1 minute before continuing with:
  • 15 front squats
  • 30 chest-to-bar pull-ups (C2B)
  • 15 thrusters
Then, rest 1 minute before continuing with:
  • 15 front squats 
  • 30 bar muscle-ups (Bar MU)
  • 15 thrusters 
Workout 21.4 begins immediately upon completing or reaching the time cap for 21.3.
95 lb. for the front squats and thrusters

Time cap: 15 min.

フロント・スクワットとスラスター15回ずつの間に鉄棒系ワークアウト30回が挟まっていて、それが1セットになっています。

95lbとはフランと同じ重さですので、15回はそれほど大変ではないでしょう。少なくとも制限時間内に終わらせたかったら、ここで休憩を入れるわけにはいきません。

問題は真ん中にある鉄棒系の30回ですね。僕の場合、T2Bは全部行けるかもしれません。C2Bは5,6回に分割しなくては無理です。Bar MUも同様です。

1セットごとに1分間の休憩が強制的に入りますので、実質は13分間ですべてを終わらせないといけません。これはかなりきつい設定です。僕は以前Bar MUを30回やれって言われたとき、1分間5回のペースでやりました。つまりここだけで6分かかってしまいます。根性出して、ペースを速めるにしても、果たしてその体力がこの時点で残っているかと思うと、ちょっと無理かなあと思います。

世界を狙うアスリートの皆さんは頑張ってください。

21.4

Complete the following complex for max load:
  • 1 deadlift
  • 1 clean
  • 1 hang clean
  • 1 jerk
Time begins immediately following the completion of 21.3.

Time cap: 7 min.

次の21.4はこれまたきついです。上にある4種類のリフティングを連続して行う(バーから手を離しちゃダメだし、休んでもダメです)、4種類全部成功したときの重さを競うってことです。

これを21.3が終わった時点ですぐに同じバーベルを使って行います。ウエイトの付け替えも自分でやんなさいってルールになっています。

制限時間は7分間。時間切れ直前に最後のデッドリフトでバーベルが地面を離れた瞬間にそのレップは有効になります。

もちろん、デカイ人が断然有利ですけど、デカイだけの人はここに来た時点で疲労困憊の状態でしょうね。これだけに勝負をかけて、21.3は軽く流すって選択肢もありますけど、そんな人はトップ10%は絶対に無理でしょう。

そして21.3と 21.4は必ず連続して行わないといけない。別々にスコアを提出しても失格ということです。

繰り返しになりますが、世界を狙うアスリートの皆さんは頑張ってください。

"Equipment Free"バージョンもなかなか楽しそうです。

例によって、イスやらPVCパイプやらを用意しろってことなので、全然"Equipment Free"じゃないのですが、それはまあ良いとして、21.4にある"freestanding shoulder taps"はすごい。その場で逆立ちして、片手で反対側の肩(正確には肘より上なら腕のどこでもいい)を叩けですって。そんなんやったことないし、できるとも思えないぞ。壁を使ったって簡単ではありません。








これも予想しますと、全体の99%以上の人は21.4のスコアが20以下(ピストルスクワット20回)になるでしょう。1回でも肩を叩くことができるかどうか試してみます。


追記#1

21.3 Equipment Free

For total time:
  • 30 air squats
  • 30 V-ups
  • 30 thrusters                                   
Then, rest 1 minute before continuing with:
  • 30 air squats
  • 30 dips
  • 30 thrusters
Then, rest 1 minute before continuing with:
  • 30 air squats
  • 30 handstand push-ups
  • 30 thrusters 
Workout 21.4 begins 2 min. after completing or reaching the time cap for 21.3.
Use a stick or PVC pipe to complete the thrusters.
Perform the dips between two chairs. 

Time cap: 15 min.

"Equipment Free"バージョンを試してみました。21.3 はまあ単純な力仕事ですね。多くの人は最後の逆立ち腕立て伏せに苦労するのではないでしょうか。僕は幸い、こういうテクニック不要の力仕事を延々と繰り返すことは得意です。知的エリートではなく、プロレタリアート体質だとも言えます。全部終わらせたときのタイムが12分ジャストでした。

それにしても自重スクワットとPVCパイプのスラスターって、やってることは殆ど同じです。僕はどうせスクワットするときに腕を前に振りますので、ただその方向を頭の上にするだけなんですもん。別々のワークアウトにする意味あったのかな。

21.4 Equipment Free

5-min. AMRAP 
  • 20 alternating single-leg squats
  • 20 freestanding shoulder taps
Time begins exactly 2 min. after 21.3.

予想通り、「逆立ちしての肩叩き」には苦労しました。
1回逆立ちするごとに、1回か2回叩くのが精一杯でした。
それでも一度だけ、5回連続で叩けました。練習したらできるようになるのかな。




このワークアウトは体力より、この動作ができるかできないかで大きな差がつくでしょうね。僕のスコアは69レップでした。一応なんとか1ラウンド20回は逆立ちを10回くらい繰り返して終わらせたのです。

総評と言うか、敗北宣言ですけど、今回のオープンでは逆立ち系ワークアウトの奥の深さを知りました。ウォール・ウォークをなめていたことは深く反省していますし、肩叩きはこれから練習することを誓います。押忍。

2021/03/18

2021年オープン#2速報(WOD21.2) ー 事後感想を追加しました










Open 17.1 のリピート。ダンベル・スナッチとバービー・ボックス・ジャンプのコンビネーションです。

RX

For time:

  • 10 dumbbell snatches
  • 15 burpee box jump-overs
  • 20 dumbbell snatches
  • 15 burpee box jump-overs
  • 30 dumbbell snatches
  • 15 burpee box jump-overs
  • 40 dumbbell snatches
  • 15 burpee box jump-overs
  • 50 dumbbell snatches
  • 15 burpee box jump-overs

50-lb. dumbbell, 24-in. box

Time cap: 20 min.


見ての通り、ダンベル・スナッチは数が増えていきますが、バービー・ボックス・ジャンプはずっと15回のままです。逆にしろよ、って文句を言っていたことを覚えています。あまりそれ以外の記憶がない。あまり良いスコアを出せなかったのだと思います。

50パウンド(約22.7キロ)のダンベルを片手で床から頭上に一気に持ち挙げるのがスナッチですけど、それって体重が100キロある人ならテクニックもクソも要らないけど、体重60キロの人は結構大変です。

身体が軽ければバーピー・ボックス・ジャンプは有利なわけだけど、こっちの回数は増えない。要するにデカい人に一方的に有利な、不公平な設定なのですね。

この文句は書き飽きたので、今年から始まった"Equipment Free"のワークアウトを見たら、これはまた少しおかしかったです。

Equipment Free

For time:

  1. 10 hang squat snatches
  2. 15 burpee broad jumps, 36 in.
  3. 20 hang squat snatches
  4. 15 burpee broad jumps, 36 in.
  5. 30 hang squat snatches
  6. 15 burpee broad jumps, 36 in.
  7. 40 hang squat snatches
  8. 15 burpee broad jumps, 36 in.
  9. 50 hang squat snatches
  10. 15 burpee broad jumps, 36 in.

Use a stick or PVC pipe to complete the hang squat snatches. 

Time cap: 20 min.


ダンベル・スナッチの代わりに、PVCパイプか「何かの棒」を使ってハング・スクワット・スナッチ。

そして36インチ(約91.4センチ)のバーピー・ブロード・ジャンプですって。回数は同じ。

おいおい、それのどこがEquipment Freeなんじゃいって言いたくはなりますが、まあ細長い棒なら何でもいいってことみたいです。

でもまあ、こちらは露骨に体重が軽い人が圧倒的に有利ですね。

これはひょっとしたら、20分以内に終わらせるかな。

<追記#1>

17.1 はあまり記憶にないなんて上に書いたけど、フェイスブック見たらこんなポストをしてました。そりゃあ、スコアなんてどうでもよかったはずだ。















<追記#2>

"Equipment Free" バージョンを試してみました。

わざわざそのためにPVCパイプを用意したわけではなく、僕の家に既に1本あるのです。

そうじゃない人はアタマに来たでしょうね。

バーピー・ブロード・ジャンプの36インチ(約91.4センチ)も、これって実は1ヤードなんですね。

そして、アメリカには1ヤードごとにラインが引かれたアメフトのフィールドがそこらじゅうにあるのです。僕も近所の高校に行って、フィールドを使わせてもらいました。












でも、アメリカ以外にこんな場所がたくさんある国ってないだろうなあ。公園に行って、地面に巻き尺で91.4センチを測れってか? とことん、クロスフィットの人たちって国際感覚に欠けていますね。

何はともあれ、やってみたら、制限時間内に終わらせることができました。

タイムは11分58秒でした。オープンの制限時間があるワークアウトで、時間内に全レップを終わらせることができたのは多分初めてです。



と言うか、これってカンタンすぎません? PVCパイプのスナッチなんて、ウォームアップか休憩にしかなりません。

何も無理矢理RXと同じ形式にしないで、バーピー・ブロード。ジャンプ300回とかにすればよいだろうに。

きつくないならクロスフィットじゃねえぞ、って誰かカストロ君に会ったら言っといてください。


2021/03/11

大人の部活2 ランニングにまつわるウソ・ホント・ギモンを英語の論文で調べてみた:  走るために鍛える 鍛えるために走る 走りながら学ぶ 学びながら走る Kindle版

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https://note.com/gokakutani/m/mfa21315decf5


体重は軽ければ軽いほど有利?
ウォームアップは不要?
突然のけいれんの原因とは?
睡眠不足はパフォーマンスに影響する?
サウナは暑い日のレース対策になる?
ストレッチは怪我の予防になる?
運動直後にすぐに食べろ! は正しい?
糖質制限食はランナー向き?
断続的断食はランナー向き?
菜食主義はランナー向き?
アルコールはランナーの大敵?
高地トレーニングには効果はある?
体幹トレーニングには効果はある?
筋トレには効果はある?

その他、ランニングに関して「○○は効果があるって聞くけど、それってホント?」という数多くの疑問に対して、主に学術研究のデータを参考にして、分かりやすく解説。


2021年オープン#1速報(WOD21.1)ー 事後感想を追加しました

1 wall walk
10 double-unders
3 wall walks
30 double-unders
6 wall walks
60 double-unders
9 wall walks
90 double-unders
15 wall walks
150 double-unders
21 wall walks
210 double-unders

Time cap: 15 min.

ウォール・ウォークと2重跳びのラダー。21.1はまさかの自重エクササイズのみの組み合わせで来ました。

ウォール・ウォークなんてものが、オープンどころか、ただのWODに出るとは思いもしませんでした。あれは逆立ち腕立て伏せのスケール版だとしか思っていなかったです。




この動画で見る限り(なぜかMovement Standardsが空白になっています。こいつら本当に大丈夫か?)、どうやら胸を地面に着けて足裏を壁につけた状態から上っていって、手が壁のすぐ近くに来るまで歩いて、そこからまた下るってルールみたいです。

下りるときにあせって膝を床や地面にぶつけないように気をつけた方がいいですね。

これを1回、2重跳びを10回、次のラウンドは3回と30回、その次は6回と60回と増やしていって、制限時間は15分。

やるのはそれほど難しくなさそうだけど、ジャッジするのは大変というか面倒そうですね。

<追記>

やってみました。
と言っても、ただ公園に行って、1人で15分もがいただけですけど。
ルールに基づいてラインの長さを測るなんてこともやらなかったので、正式なスコアにはなりません。





















個人的な感想としては、思ったよりきつかったです。
ウォール・ウォークってなめていましたけど、けっこう腕が疲れます。
それより何よりウンザリします。
そんなわけで、4ラウンド目(9/90)までは10分で出来たのに、最後の5分でウォール・ウォークを15回やるのが精一杯でした。
本当はあと20秒くらい残っていたけど、その場でギブアップしちゃいました。

15分もある動画を見てくれる人がいるとは思いませんので、最初の1分間ぐらい、まだ元気だった頃のショート・バージョンです。