ベンチマーク (基準)

毎回違うメニューを組むのがクロスフィット・トレーニングの大きな特徴なのですが、
ルーチン化を避けるという大きなメリットがある代わりに、自分の位置や成長具合を見極めにくいというデメリットもあります。

その為にクロスフィット本部が提供しているのが、Benchmark Workoutsというものです。
基準メニューとか標準とか訳すべきでしょうか。
ジムでは定期的にこれを行って、メンバーの成績を記録しています。

さて、このベンチマーク、一つ一つのメニューにはアンジーとかバーバラとかなぜか女性の名前がついているものが多いです(特に名前がないもの、例えば5キロ走などもベンチマークの1つです)。

(例)
アンジーは懸垂、腕立て伏せ、腹筋、スクワットを全部100回づつ行ってタイムを測る。
バーバラは懸垂20回、腕立て伏せ30回、腹筋40回、スクワット50回で1ラウンド。これを5ラウンド行ってタイムを測る。

ご覧の通り、可愛い名前がついているくせに、めちゃくちゃきついメニューです。
両方とも、私だったら最初の懸垂でつまづいてしまいます。

ベンチマークの一覧はこちら

私がジムに入会したときにやらされたのはシンディー(Cindy)でした。
「じゃあ シンディーやりましょう」っていきなり言われて戸惑っていると
懸垂5回、腕立て伏せ10回、スクワット15回で1ラウンド、これを20分間で何ラウンド出来るかを数えるってことでした。

これは1ラウンドの負荷は大したことありませんので、初心者の基礎的な体力を見るには適しているからだと思います。

私はもともとジムに入会する前からトレーニングオタクでしたし、こうしたスタミナ系には自信があります。
何ラウンドか覚えていませんが、いきなりジムのトップ5に入る記録を出してインストラクターを驚かせました。そのインストラクターにも勝ってしまいました。
まるで自慢しているようですが、実は自慢しているのです。