2024/12/17

歩数が多いほど、うつ病のリスクは小さくなる - 最新メタ分析研究

 













1日1万歩を歩くと健康に良いよって話をよく見聞きしますけど、それは身体的な健康だけではなく、メンタルヘルスにも関連があるらしいです。

つい最近、医学ジャーナル『JAMA Network Open』に掲載された研究(*1)によりますと、毎日よく歩く人はうつ病の発症リスクが減るのだそうです。

*1. Daily Step Count and Depression in Adults - A Systematic Review and Meta-Analysis

13 か国、 96,173 人の成人のデータを分析した結果、歩数とうつ病の発症リスクには強い関連性が認められました、1 日あたりの歩数が 1,000 歩増えるごとにうつ病の発症リスクが 9% 低下するということです。7,000歩以上歩く人の同発症リスクはそれより歩数が少ない人より31%も低くなることも分かっています。

とは言っても、1万歩も歩く必要はなく、7,000~8,000歩程度で十分らしいです。

駅前のタワーマンションに住む人より、駅まで徒歩20分のアパートに住む人の方が、メンタルヘルスを保つには条件が良いってことですね。

よく他でも引用していますが、ブルース・リーが次のように言っています。約半世紀も前にです。つくづく、偉大な人でしたね。

「なるべく歩くようにしなさい。たとえば、目的地から数ブロック離れた場所に駐車するように。エレベーターを使わずに、階段を上りなさい」





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