新型コロナウィルスによる封鎖から米国経済を再開していくためのガイドラインなるものをホワイトハウスが発表しています。それは3段階に分かれていますが、スポーツ・ジムはその第1段階に含まれています。
これはあくまでガイドラインであって、実際の適用する分野や時期は各州政府の判断に任されています。そうなるとトランプを支持する共和党が強い州は早く再開し、民主党が強い州は慎重になるという妙な構図が出来上がります。
早速、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事(共和党)が全米でいち早く、4月24日には美容院やスポーツジムなどの営業再開を認めると発表しました。
トランプは最初これを褒めて、翌日にはやっぱり早すぎるぞと文句を言い、おいおい一体どっちなんだと、いつものような混乱ぶりなのですが、何はともあれ、アメリカではスポーツジムが他の業界より早い段階で再開できるような見通しです。
つまり、クロスフィットができるようになる日も近いってことです。
学校はそのまま休校。「不要不急の」オフィスワークなんかもそのまま在宅勤務。
つまり学校も仕事も休んだまま、クロスフィットはできるようになるってことで、僕がそこの住民だったら文句はまったくありません。
トランプも共和党も全然好きじゃないけど、スポーツが人間にとって大切なものだって考えだけは大いに賛成します。
下の記事で大手スポーツジム・チェーンで日本でも有名なゴールド・ジムの会長が再開後の見通しを以下のように述べています。
https://www.businessinsider.com/what-gyms-will-look-like-after-coronavirus-reopening-golds-gym-2020-4
連邦政府の再開ガイドラインと同様、地域ごとの状況に応じて3段階に分けます。
第1段階:筋トレやカーディオの部分のみ、一度に利用できる人数を制限して開放。利用できるマシンの間隔を空けて、定期的に消毒するローテーションを作る。
第2段階:ヨガやエアロビなどのグループクラスを再開。但し、参加できる人数を以前の50%ぐらいに制限する。
第3段階:すべてを通常に戻す
これをクロスフィットにあてはめるなら、第1段階でオープンクラス、第2段階で人数を制限したグループクラス、第3段階で元通り、ってことになるでしょうか。
ジムに限らず、ビジネスを閉鎖するのは決断と覚悟だけが必要ですけど、再開するには工夫が必要になるようですね。
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