2021/01/19

バーベルを床に思いきり落とす! ができない場合は「ハング」と「パワー」でウェイトリフティング



僕が クロスフィットを始めて新鮮に感じたことのひとつに、バーベルを床に落とすことが許されていることでした。

スクワットでもクリーンでも、重~いバーベルを担いで立ち上がろうとして、立ち上がることができないとき、バーベルをそのまま床に落とす。

一見危ない行為に見えますし、すごい音も出ますし、床の強度によっては振動もあります。

それでも、トレーニングを行う人にとっては、無理してバーベルをラックに戻そうとするより、床に落としてしまう方がはるかに安全です。そもそもバーベルと重量プレートとはそのためにできているのです。

僕がアメリカ重量挙げ界のゴッドファーザーと呼ばれるMike Burgener氏のクロスフィット重量挙げセミナーに行ったとき、まず最初にやったのは「バーベルを床に落として、安全に避ける方法」の練習でした。

ところが一般のジムでは、この「バーベルを床に落とす」ことをルールで禁止しているところが少なくありません。床の強度やスペースの問題、あるいは騒音などを考慮してのことだと思いますが、そうしたジムでは重量挙げは事実上禁止されていると言ってよいでしょう。

米国ではハードコアな筋トレで知られる老舗ジムチェーンのとある日本支店に貼ってあった注意書き。立派な重量挙げプラットホームがありながら、バーベルを落とすのは禁止。

それでも「ハング」と「パワー」なら、怒られずにできますよ、って記事を書きました。フルでやるより難しくないので、瞬発力強化が目的なら、むしろこちらの方が良いって側面もありますね。

https://melos.media/training/69987/



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