2020/03/02

拡大するブランド離れ - 世界最多ボックスチェーンがクロスフィットから離別

デンマークとドイツで27のボックスを経営するCrossFit Copenhagen がクロスフィットとのアフィリエイト契約を更新しないことを決めました。

https://morningchalkup.com/2020/03/01/crossfit-copenhagens-27-gyms-to-end-crossfit-affiliation/

彼らは新たに"Arca"という名前に変更し、クラスのやり方(1時間のファンクショナル・トレーニング)は今までと同じように行うのだそうです。

これはつまりどういうことかと言えば、

  • クロスフィット本部は27のボックスから徴収していた年間約3千ドルのアフィリエイト代が入らなくなる。(約800万円の収入源)
  • ジムは当然、その分の費用を低減できる。
  • 会員はクロスフィット・オープンに参加したいと思ったら、自分で動画を提出しないといけない。(ゲーム本部に入るオープン参加費も大幅に減る予測)
実際にはこれぐらいの変化に過ぎないわけで、自分が通うジムがクロスフィットであっても、なくても、毎日のトレーニングをする場としての視点からは、あまり大した差はありません。

クロスフィットのメソッドそのものはオープンソースですから、彼らはこれからもクロスフィットのWODはできるわけです。

ぼくが住んでいる地域(南カリフォルニア)でも、この前まではクロスフィットのボックスだったジムが、看板を変えて、同じ場所で同じことをやってるってケースが増えました。

クロスフィットというブランドには年間3千ドルを払うだけの価値がないとジムのオーナーが判断し始めたのだとしたら、この動きはますます大きくなっていくかもしれません。

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