2020/03/31

「ボックスを救え!」が目的のオンライン・イベント - オープン自宅バージョンが4月3日から 

"The Support Your Local Box Fundraiser" が始まります。
その名の通り経済的に苦しんでいるボックスをサポートするために、「オープン」と似た形式で行われるオンライン・イベントです。

https://games.crossfit.com/article/support-your-local-box-fundraiser/sanctionals


明日4月1日に登録開始できます。
最初のワークアウトが発表されるのは4月3日。それから3週間に渡って、毎週1つずつワークアウトが発表されます。
参加費は無料。ただし、ボックスを選んで寄付をすることができます。自分のボックスでも他のボックスでも構いません。

誰もが自宅でできるワークアウト、ということですので、多分バーピーとか腕立て伏せとかになるのではないでしょうか。

これは素晴らしい。ぜひ参加したいと思います。

2020/03/30

屋外クロスフィットその4 -Loredo

風通しの良い場所で人との距離は2メートル以上。
それでもできるクロスフィット第4弾です。

この日もヒーロー・ワークアウトから選びました。

"Loredo"


6 Rounds For Time

  • 24 Air Squats
  • 24 Push-Ups
  • 24 Walking Lunges
  • 400 meter Run
またしても、400m走と自重筋トレの組み合わせ。
ヒーローワークアウトにはこんなんしかないんかいって思う人がいるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。

ジムは閉まっている、公園の鉄棒さえ使用禁止、それでも天気だけはすごくいい。
そんな状況でも気持ちよくトレーニングするために選んでいくとこうなるのです。

日本の今頃は桜が満開なんでしょうね。
花見が禁止されているのなら、かえって桜を眺めながら走ったりするのには好都合ではないでしょうか。
大体、僕はきれいな桜の下でシートを敷いて大騒ぎしている人たちはあまり好きではありません。桜もお酒も大好きなのですが。

このワークアウトに話を戻すと、アフガニスタンで戦死した米陸軍のEdwardo Loredo 軍曹にちなんだものです。
軍曹が戦死したのは2010年6月24日。
それぞれの種目を24回ずつ、合計6ラウンドするのはその為です。

他のヒーローワークアウトに比べると、やや腕立て伏せやスクワットの回数が控えめです(各144回)。
だからあまりダラダラ時間をかけては効果が低いと思い、やる前に2つ目標を立てました。
  1. 自重筋トレはすべて24回を連続で行う
  2. 400m走は1分45秒以内


やってみたら腕立て伏せは無理でした。他は全部できたけど。
1ラウンド目はなんとか24回連続してできたけど、2ラウンド目は8回ずつの3分割、3ラウンド目は6回ずつの4分割、とどんどん落ちていき、なんとかそこで食い止めましたが、結局そこで時間を食いました。

僕の場合、マーフとかでも腕立て伏せが一番時間を食います。要するに弱点なのですが、あまり克服しようと思えない弱点なので、ずっとそのままになってます。

このところ、腕立て伏せが入ったワークアウトを続けてやったおかげで、これぐらいの回数だと筋肉痛にすらなりません。
とは言っても、腕力が増えたわけじゃなくって、単に腕立て伏せの動きに体が慣れてきただけですね。
そろそろ別のことをやりたくなってきましたが、なかなか今の状況だと難しいです。



2020/03/27

2020年クロスフィット・ゲームズは中止、延期、それともオンラインで開催? 

クロスフィット・ゲームズのディレクターであるカストロ氏がインタビューに応じて、2020年のクロスフィット・ゲームズに関していくつかの代替案があると語ったそうです。

https://morningchalkup.com/2020/03/26/crossfit-considering-multiple-contingency-plans-including-cancellation-going-online/

それによると、選択肢は3つ。

  • 中止
  • 延期
  • オンラインで開催

3つ目のオンライン開催はイタリアの公認イベントに本部がダメ出しした案(クロスフィット本部がイタリアン・ショーダウンのオンライン競技を認めず! (ブーイング))で、おいおいそりゃ自分勝手じゃないかと思うのですが、カストロ君は可能性があると言っているそうです。

中止や延期したとして、出場資格を既に獲得した選手の選考はどうなるのか?
カストロ君は現時点でそんなことわかるかい、と言った後で、あくまで彼個人の意見としては“my suggestion would be start over, don’t carry over.”(もう1回、最初からやり直す方が良い)と言っています。

個人的にはどんな形であれ、クロスフィット・ゲームズは開催してほしい。スポーツに限らず、色々なイベントが中止されているなかで、誰かが何かを始めないといけないと思うからです。クロスフィットにはその誰かになってほしい。常にパイオニアでいてほしいと願っています。

ただ、競技の公平性という一面を考えると、このまま予定通りに7月29日に開催するのは理にかなっていないとも思います。
なぜなら、本番まであと4か月ぐらいに迫ったこの時期で、選手たちの練習環境が違い過ぎるからです。

米国のほとんどの都市では外出禁止令が出ていて、ジムはすべて閉鎖されています。ヨーロッパの事情はよく知りませんが、多分似たような状況でしょう。
自宅にトレーニング設備が完備されている選手は影響は少ないでしょうけど、そんな人は一握りじゃないのかな。チーム競技の選手たちは集まることさえできません。
日本は今のところ、ボックスでトレーニングすることができるみたいで、それはかなり世界でも恵まれた部類に入ります。

どちらにしても、準備に必要な期間を考えると、正式な決定がされるのはそれほど遠いことではないでしょう。


2020/03/25

2019年クロスフィット・ゲームズのドキュメンタリー映画"The Fittest"を観た感想

元々は4月に公開予定だった"The Fittest"が先倒しで公開されました。
2019年のクロスフィット・ゲームズについてのドキュメンタリー映画です。
コロナで家から出れない人、ボックスに行けない人のために、って早めに公開してくれたそうです。
ろくでもないニュースばかりですが、良いことだってないわけじゃないってことですね。


https://itunes.apple.com/us/movie/the-fittest/id1498865107

早速、公開初日にありがたく観させてもらいました。
その感想をここに書こうと思います。
最初にお断りしておきますが、これはあくまで僕の個人的な感想です。
僕がこの映画を褒めようとけなそうと、作品としての価値は何ら変わることはありません。
クロスフィットそのものについても同じです。
お前はクロスフィットやってるくせに悪口を言うのかってお叱りは今までにも何回かもらっているのですが、そういうのはやめてください。
巨人ファンが飲み屋で「なんだよ 原の馬鹿野郎が。あそこでピッチャー代えるやつがいるか。監督替えろ替えろ」って喚いていたって、それに本気で腹を立てるのは大人げないと思いませんか?

さて、こんな風に始めるってことは、さぞかし悪口を書くのだろうなと思うかもしれませんが、けっしてそうではありません。2時間近い映画を最初から最後まで、結構楽しむことができました。

ただ、この映画は今までのクロスフィットの映画や動画とは少し違います。
いきなり冒頭からクロスフィットやゲームズ本部への不平不満から始まるのです。



昨年からの一連の動き - メディアスタッフの大量解雇、リージョナルの廃止、公認イベント(Sanctions)- について、多くのスタッフやアスリートがコメントしています。

いきなりで驚いた、説明がまったくない、これでは何も目指したらよいのかわからない、そういったネガティブな反応が次々と紹介されます。

ゲームズ本選に入っても、こんどは最初のイベントで競技者を半分に絞ること、その後のイベントでどんどん人数を減らすやり方についても、たくさんのアスリートたちが不満を訴えています。

イベント1には185パウンド(84キロ)のスナッチが出てきます。1回も挙がらない選手もいます。僕だってできません。

ナショナル・チャンピオンになって、遠くの国からはるばるやってきた選手がイベントを1つやっただけで切られるのは気の毒だって意味のコメントが続出します。

最近よく日本で使われる「アスリート・ファースト」じゃないってことですね。

こうした大会の新形式については、選手たちの不満を紹介するだけではなく、運営側がなぜそうしたのかの説明を、たとえばグラスマンのおっさんにインタビューしてほしかったなとは思います。
トップ選手達だけではなく、「1回のイベントだけで切られてしまったナショナル・チャンピオン」にも、もっと詳しくインタビューするべきじゃないかなとも思いました。

話を聞く人たちの立場が限定されていて、多方面からの視点に欠けていた。
その意味では、この作品はドキュメンタリー映画としての出来は今一つなのではないかと思います。

映画は後半に入ると悪口は影を潜めて、マット・フレイザーらトップ選手たちの戦いに焦点が移ります。ここからは競技のスリリングさ、アスリートたちの凄さが前面に出てきます。そのようなわけで、僕はこの映画を最後まで楽しめました。けっして時間の無駄だったとか、レンタル料5ドルは高いぞ、なんてことは思いません。もう一度見たいかと尋ねられたら、いやもう1回だけで十分ですって答えるとは思います。

2020/03/22

屋外クロスフィットその2 - Manion

風通しの良い場所で人との距離は2メートル以上。
それでもできるクロスフィット第2弾です。

この日もヒーロー・ワークアウトから選びました。

"Manion"


7 Rounds For Time
400 meter Run
29 Back Squats (*135/95 lb)

バーベルがないので、スケールバージョンということにして、自重スクワットでやりました。その分、400m走はけっこう速く走ったかな。タイムは19分ぐらいでした。

このワークアウトはイラクで戦死した米海兵隊のTravis Manion中尉を偲んだものです。享年26歳。

このワークアウトを選んだもう1つの理由は、コロナ騒ぎが大きくなる前、というかアメリカ人が他人事だと思っていた頃、全米中のクロスフィット・ボックスが一斉にこれをやって、この人の財団に寄付しようってイベントが企画されていたからです。

僕のボックスのイベントページ:
https://donate.travismanion.org/event/manion-wod-2020-tribe-functional-fitness/e273537

イベントの開催予定日は4月25日。
その日に大勢のクロスフィッターが集まれることを願ってやみません。



2020/03/19

一時閉鎖を決めたクロスフィットのボックスを維持するために立ち上がったメンバーたち


憂鬱なニュースばかりが目立ちますが、やっぱりクロスフィットっていいよなと思える記事がありましたので紹介します。

元記事:
https://www.womenshealthmag.com/fitness/a31677579/crossfit-box-seattle-coronavirus-member-support/

シアトルにあるボックスが閉鎖を決めました。するとそのメンバーたちの99%が閉鎖期間中も月会費を払い続けることを申し出て、それだけではなく「払えないメンバーの分をカバーするために自分の月会費を2倍、3倍、4倍にしてもらっても構わないよ」、「月会費を上げてもらってもいいよ」、「がんの化学療法がまだ続いていて月会費を停止してもらっているけど、それを再開してもいいよ」、「このサンクチュアリを守ってくれることに感謝してるよ」といったメッセージが殺到したそうです。

クロスフィットのボックスの多くは個人や家族経営です。スポンサーがついている場合もありますが、収入の100%をメンバーの月会費に頼っているところがほとんどです。この記事のボックスもそうでした。

収入が途絶えても、月々の家賃や維持費はかかります。閉鎖期間が2週間で済むのか、もっと長くなるのかもわかりません。

コーチにしても、多くは時間給です。クラスが中止になれば、とうぜん時給は発生しません。

大手フィットネスチェーンが閉鎖するのとはわけが違います。破産や倒産の危機にさらされているクロスフィット関係者は数多いと思います。

それでもクロスフィットの強みは、ときにはカルトとも揶揄されるほど強い団結力でしょう。僕はメンバーとしても、コーチとしても、いくつかのボックスを渡り歩いてきましたが、それぞれのオーナーたちは大切な友人でもあります。彼らは単なる雇い主ではありません。コーチ仲間も単なる同僚ではありません。メンバーだったときも、自分がお客さんであるという意識はなかったように思います。それよりは仲間という感覚かな。

まあ中には気が合う人も合わない人も当然いましたが、それでも彼ら友人たちが困っていると思うと他人事には感じられません。

できれば、この困難な時期がなるべく早く終わりますように。そう祈るだけではなく、皆で乗り切るアイデアを探していきたいと思います。

2020/03/14

クロスフィット本部がイタリアン・ショーダウンのオンライン競技を認めず! (ブーイング)

イタリアン・ショーダウンをオンラインに変更する案がクロスフィット本部から拒否されたそうです。
と言うか、オンラインで競技をやってもいいけど、そのときはクロスフィット・ゲームズの予選としては認めないってことだそうです。
それじゃ意味がないって、主催者は案を引っ込めました。
おかげでこのイベントも時期未定の延期となりました。

https://morningchalkup.com/2020/03/13/course-correction-crossfit-hq-reverses-decision-to-allow-italian-online-sanctional/

イタリアはイベントだけじゃなくって、ジムも閉鎖しなくちゃいけない状況だそうです。
それでも競技を行うためにはオンラインは名案だと思ったのだけどな。

柔軟性に欠けるクロスフィット本部に私からささやかなブーイングを送ります。

お前ら官僚か!