2020/05/26

屋外クロスフィットその11 - ひとり"Murph"(変形版)

風通しの良い場所で人との距離は2メートル以上。
それでもできるクロスフィット第11弾です。

この日はヒーロー・ワークアウトの中のヒーロー・ワークアウト、「マーフ」です。

"Murph"




For Time

  • 1 mile Run
  • 100 Pull-Ups
  • 200 Push-Ups
  • 300 Air Squats
  • 1 mile Run


All with a Weight Vest (20/14 lb)

この有名なワークアウトについては、あちこちで書いてきました。
例えば、MELOS ってサイトのこの記事です。
「自重筋トレの負荷を高める「重り」の効果とは。「重量ベスト(ウエイトベスト)」の使い方をプロが解説

本来はメモリアル・デーである5月25日に大勢の仲間とやるべきワークアウトなのですが、
今年はあの忌々しいコロナのせいで、それはできませんでした。
懸垂が入っているのですが、カリフォルニアではまだジムが再開できないどころか、公園の鉄棒すら使用禁止なのです。

僕が住むアーバイン市警察の裏庭部分みたいなところに錆びた雲梯があることを知っていて、メモリアル・デーにはあそこでマーフやってやろうと狙っていました。ところが、当日そこに行くと、どこかのボックスの人たちなのでしょう、10人ぐらいで集まってワークアウトしていたので、断念しました。



仕方がないので、翌日実行しました。平日なのですが、毎日が日曜日の僕には関係ありません。
自宅から警察まで、ちょうど1マイルぐらいかと思ったら、ランニングアプリでは片道2マイルと出ました。2倍走ってしまったわけです。
しかし、重量ベストを着ていませんので、それほどきついわけではありません。

一応警察関係者以外は使用禁止という看板が出ているので、厳密には警察敷地内に不法侵入してのワークアウトということになります。しかしその辺を人々がフツーに散歩してますし、特に誰にも咎められることはありません。


懸垂100回、腕立て伏せ200回、スクワット300回、これも本来ならすべて続けてやらないといけないのですが、それをやるのは大変きついし面白くもないので、"Cindy"を20セットに変更しました。
"Cindy" とは懸垂5回、腕立て伏せ10回、スクワット15回が1セットになっていますので、これを20セットやればマーフと同じ回数になります。


20セット終了後に、また自宅までランニング。

合計4マイル(6.4キロ)走って、懸垂100回、腕立て伏せ200回、スクワット300回、ぜ~んぶ合わせて1時間15分ぐらいでした。

さあ今日の残りはもうビールを飲んで過ごそう。まだ昼前なんですが。

<追加>

24時間以内にマーフ(もちろんRX)を16回やった人がいて、世界新記録としてギネス申請中なんだそうです。現在の世界記録は15回。この日のためのトレーニングとして、6週間の間、1日2回のマーフを続けたのだそうです。

僕は重量ベスト無しのスケール版を1回やって、2日たった今でも筋肉痛です。どんなバケモノだ。

考えてもみれ。重量ベスト着て、走るだけでも51.2キロ、懸垂1600回、腕立て伏せ3200回、スクワット4800回だぜえ。医学的には死なない方がおかしいんでないかい。

https://morningchalkup.com/2020/05/27/crossfitter-sets-new-world-record-with-16-rounds-of-murph-in-24-hours


2020/05/19

室内のフィットネスはコロナウイルス感染拡大の危険が高い。韓国のケースをCNNがレポート

クロスフィット再開の動きに水を差すような話題だし、できるなら目をそらしたい記事なのですが、やはり事実は事実として知っておくべきかと思います。

https://www.cnn.com/2020/05/18/health/fitness-classes-coronavirus-korea-wellness/index.html

CNNウェブ版が昨日公開した記事です。
韓国のフィットネス・チェーンで激しい動きを伴うダンスのインストラクターを集めて、たった1回のワークショップを行ったところ、そのインストラクターたちがウイルスを自分たちのジムに持ち帰り、合計で112人の感染者を出した、ってことです。

  • 2月のワークショップに集まったインストラクターは30人。全員がその日は症状はなかったが、その後8人がウイルスに感染した。
  • 3月になると、12のジムで112人の感染者が出た。
  • クラスは約50分、週2回。
  • 感染者は平均してクラスに出席してから3.5日後に発症した。
  • 感染者が出たクラスの出席者数は5人から22人まで。4人以下のクラスでは発症例はない。
  • 同じインストラクターが指導したヨガやピラティスのクラスでは発症例はない

「湿気があり、温かい室内で激しい運動が引き起こす気流が飛沫感染リスクを高めたと思われる」 と研究者が言っているそうです。

別の研究では、ランニングやサイクリングの際に、歩くスピードなら5メートル、キロ約4分(時速14.4キロ)のスピードで走るときは10メートル離れることを提唱しています。さらにランナーの位置にも注目し、縦列で走る際は、真後ろがもっとも危険だとしています。

上の実験内容をさらにわかりやすくビジュアルにしたのがこの動画です。




どうも激しい運動をするときには、普段以上の注意と広いスペースが必要になるようです。
クロスフィットは激しい運動ですし、激しくなかったらクロスフィットではありません(と僕は思います)。

どのボックスも1人1人にスペースを用意したり、クラスの人数を減らすとかの対策を練っていると思います。だけど、それで十分なのか? をもう一度見直してみるべきかもしれません。

2020/05/18

"New Normal" で再開したクロスフィットはこうなる(かもしれない)

世界各地で閉塞状態に緩和の動きが見られるようになりました。2か月かそれ以上の期間に渡って閉鎖されていたクロスフィットのボックスも徐々に再開された、あるいは再開の目途がついてきたことが報道されています。

しかしながら、再開されたボックスに戻ったとしても、そこは以前とまったく同じ場所になるというわけにはいきません。

再開したボックスに戻ったら、こんな変化があるだろうから、心の準備をした方がいいよ、と予想する記事をクロスフィットの専門サイト『Barbend』が掲載しています。各地のボックスオーナーたちに尋ねた話をまとめた、ということです。

https://barbend.com/crossfit-gym-reopening-changes/

以下、抄訳(超訳?)です。大体は私も同意する内容です。

1.会費が値上げされる。

閉鎖された期間、ボックスはどこも大きな経済的打撃を受けました。何しろ、会費が入らないのに、家賃や電熱費などの固定費用だけは出て行ったわけですので。それを挽回しようにも、再開直後にどっと新規入会者が入ってくるとは考えにくいです。
そうなると既存会員に協力してもらうしかありません。

それにクラスを少人数制にするとなると、クラスの数を増やすことになり、それはそのまま人件費が増えることにもつながります。コーチのほとんどは時間給だからです。


2.個人レッスンの時間が増える

多くのボックスが再開直後はグループクラスをやらないか、少人数にするか、あるいは個人レッスンのみで行うとしています。それはオーナーの判断であるときもあり、あるいは法的な制限である場合があります。


3.オンライン・クラスは継続される

閉鎖期間中、多くのボックスはZoomなどでオンライン・クラスを提供してきました。これらは再開後も継続するとしているボックスが多いそうです。メンバーからすると選択肢が増えるということになりますし、ボックス側からするとクラスの参加人数を分散させることができます。


4.以前より体力が落ちている

閉鎖以前の自分をイメージしてボックスに戻ると、体力やスキルが落ちていることに愕然とするかもしれません。できないだけならいいですが、無理をしたら怪我のもとです。まずはペースや重量をスケールダウンして始めた方がよいでしょう。



2020/05/14

実現していたフローニング対フレイザー(2015年オープンのWOD発表)動画

今年のゲームズからチーム競技がなくなったので、リッチ・フローニングが今年限定で個人部門に復活して、ついにマット・フレーザーと決着をつけます! フローニングは今年のオープンで19位タイに入っているので、個人部門にも出場資格があります。

そんな冗談をフェイスブックに書きました。
そしたら、同じことをあるサイトが真面目に記事にしていました。
https://www.scmp.com/sport/outdoor/crossfit/article/3083762/crossfit-games-2020-rich-froning-vs-mat-fraser-now


2011年から2014年まで4連覇した32歳のフローニング。
2016年から2019年まで4連覇した30歳のフレイザー。

本気でやったら、どちらが勝つのか。誰が本当のFittest on Earthなのか。
それって、マイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズが1-on-1やるようなもの。

この両者、実はオープン15.1のWOD発表直後で対戦したことがあったのですね。
この頃は僕が一番クロスフィットに燃えていた時期だったはずなのに、なぜかまったく覚えていませんでした。


それにしても、フレイザーが若い!と言うか、ほとんど別人に見えます。


2020/05/13

スパルタン・レースが再開! 6月13日フロリダ州ジャクソンビル。

スパルタン・レースがついに再開するそうです。
6月13日フロリダ州ジャクソンビル。

下が大会ホームページです。
https://www.spartan.com/en/race/detail/7153/overview?filter=sprint

まずは一番距離が短いスプリント(5キロ)。
スタッフはマスク着用、参加者は任意。
体温チェックもやるし、スタートタイムは間隔を空けます。
65歳以上はご遠慮ください。

そんな感じです。
フロリダ州はこのコロナ騒ぎの中でもプロレスやUFCの無観客開催を許可したり、メジャーリーグにもぜひ来てくださいって言ってる数少ない州です。

これからはアメリカの中でも、スポーツイベントができる州とできない州に分かれていくような気がします。
非本的には共和党が積極的、民主党が消極的(慎重)って感じですね。
トランプは嫌いだけど、スポーツは好きだって人は、複雑な心境にならざるを得ません。
こういうことに政治を絡めては欲しくないのですが、今の状況だと政治家たちの判断とリーダーシップに左右される部分が大きくなってしまいます。

とりあえずは、マラソンもトライアスロンも草野球も、そしてもちろんクロスフィットも、ありとあらゆる市民スポーツが再開できる望みが出てきたのは嬉しいことです。

2020/05/08

クロスフィットはソーシャル・ディスタンスを守ってできる。あるボックスがテキサス州知事へ再開を嘆願

CrossFit Austin

テキサス州オースティンのクロスフィットボックスが小規模のジム(プライベート・レッスン、少人数グループ)の再開を許可することを求める嘆願を州知事に提出するため、オンライン署名を求めています。



今までに5000人以上が署名しました。目標は7500人。

嘆願書にある再開後の方針は以下の通りです。

  • 12フィート(3.65メートル)四方のテープを床に貼り、1つのスペース内では1人しかワークアウトをしない。
  • 各スペースに消毒液と布を用意する。
  • スペースとスペースの間には6フィート(1.8メートル)の間隔を空ける。
  • トレーニング器具はシェアしない。
  • 一度のクラスは完全予約制で最大8人(定員の16%)までとする。

この嘆願が通らなくても、テキサス州知事は5月18日からジムの再開を認めるとしています。もっとも、日本でもアメリカでも、停止期間が延期される可能性は常にあります。
上のイメージを見る限り、クロスフィットやっても大丈夫なんじゃないかな、やらしてあげたらいいのに、とは思います。


2020/05/05

屋外クロスフィットその10 - "Paz"

緊急事態宣言が延長されました。
コロナもしつこいですが、僕もしつこさでは負けません。

風通しの良い場所で人との距離は2メートル以上。
それでもできるクロスフィット第10弾です。

はい、まだやっております。
この日もヒーロー・ワークアウトから選びました。

"Paz"



Cash-In: 1,000 meter Run

Directly into AMRAP in 22 minutes of:
  • 23 Air Squats
  • 7 Burpees
  • 14 Push-Ups

Cash-Out: 1,000 meter Run


ガザで戦死したイスラエル軍兵士、Paz Eliyahu中尉を記念したワークアウトです。享年22歳。
中尉が戦死した日は2014723日でした。

このワークアウト、本当はイスラエルの戦没者記念日(2020年4月27日)に一斉に行われる予定でした。
残念ながら、コロナウイルスの影響でイベントは中止になりました。
それでも、個人でなら、どこでもいつでもやれます。

ワークアウトは1000メートルのランから始まります。これはタイムを計りませんので、ウォームアップにしてもよいでしょう。
その後に22分間のAMRAP(できるだけの回数をこなす)。スクワット、バーピー、腕立て伏せ、とすべて器具の要らない自重エクササイズです。
これをなるべく多くの回数をこなすわけですので、極力休みはとりません。
22分間の制限時間いっぱいまで動き続けて、それが終わったら、また1000メートルのランが待っています。

私のスコアは11ラウンド + 25レップ。
スクワット276回、バーピー79回、腕立て伏せ154回でした。
軽い軽い。



アラバマ州のクロスフィットボックスが自宅待機令解除を待たずに再開。建物は閉鎖したまま、駐車場だけでワークアウト。

人がいっぱいでスペースがないとき、よく駐車場に出てワークアウトやってました。


2016年7月の写真です。
今から考えると、これって理想的なソーシャル・ディスタンスの実践例だったのですね。

これと同じように、駐車場だけでクロスフィットのクラスを再開したボックスがニュースになりました。

https://www.wbrc.com/2020/05/04/crossfit-trussville-resumes-workouts-urges-governor-allow-gym-reopen/

アラバマ州は5月15日まで自宅待機令が出ていて、スポーツジムは営業してはいけないのですけど、カネを取らないならいいだろう、それより人々は運動することを求めているのだってあるクロスフィットボックスのオーナーがグループでのクラスを始めました。

動画を見ればわかるように、地面に線を引いて、メンバー同士は安全な距離をとっています。建物は閉鎖したままなので、誰も中には入れません。

もちろん、雨が降ったらできなくなるでしょうけど、これは良いアイデアだと思います。
そもそもクロスフィットって最初は屋外の公園でやっていたってボックスは結構ありますし。僕が今所属しているボックスも、10年ぐらい前はそうだったと聞きます。

州知事からの命令に逆らうオーナーはいわば確信犯です。

「食べ物は必須です。運動は必須です。諦めない心は必須です。希望は必須です。私たちは皆が異なります。すべてのジムが同じなのではありません」

だけど、このオーナーの言葉に賛成するのは僕1人だけではないはず。

2020/05/04

コロナ後のクロスフィットはオープンジム形式が主流になる

以前にもお伝えしたように、米国ではいくつかの州で外出禁止令が緩和され始めました。
ジムが再開できるようになったのはジョージア州がもっとも早く、その後でオクラホマ、ユタ、コロラドなども続いています。

もっともジムが再開したと言っても、元のように戻ったわけではなく、グループでのクラスは禁止されていたりとか、一度にワークアウトする人数は最大4人まで、というような制限があるようです。

当然、クロスフィットのボックスもそのルールに従わなくてはいけませんので、実質的にはプライベート・レッスンかオープンクラスぐらいしかできていないようです。


こんな風に大勢でワークアウトをできるのはいつの日か。あるいは2度とない?


これは新型コロナウイルスが引き起こした事態に対応した緊急的措置なのですが、それがなくても長期的な展望として、クロスフィットはオープンジムのようなやり方に変わっていこうとしていたのだ、とする記事が公開されました。

Gym Owners Seek Creative Solutions as They Plan Re-Opening


これからはメンバーは好きな時間にボックスに来て、自分のペースでワークアウトをする。WODは決められているけど、コーチングは必要な時だけ。
それを可能にするために、24時間いつでもジムにチェックインできるシステムがあって、それに参加するクロスフィットのボックスが増えている。そんな内容です。

決まった時間に大勢が集まって一斉に同じワークアウトをするやり方は参加する方も指導する方もお互いに不効率だからだ、というのが理由です。

実際、私もコーチとしてはそう思っていました。
クラスには色々なレベルの人がいるのに、同じように教えることしかできない。
テクニックやフォームを教えるよりも、決まった時間通りにクラスを進行させることや器具が人数分あるかなんてことに気を使わないといけない。

自分のトレーニングはずっと以前からあまりクラスに参加しないようになっていました。クラスを指導する前後の時間に、「CompTrain」というサイトのWODを1人でやっていました。つまり、上で書かれたようなオープンジム形式でクロスフィットをやっていたようなものです。3年ぐらい前から、皆と一緒にワークアウトをするのはクロスフィット・オープンの時ぐらいでした。

まったくの初心者ならともかく、クロスフィットの動作が一通りできる人は、絶対にこちらの方が効率は良いと思います。


でもこんな風に仲間と励ましあいながら、あるいは競いながらワークアウトをすることはできなくなります。

クロスフィットをトレーニングの場とするか、あるいは社交の場として考えるか、そのどちらに比重を置くかで、ボックスの方向性は決まっていくのでしょう。
今の状況だと、好むと好まざるにかかわらず、どのボックスも前者に傾かざるを得ないようです。


2020/05/02

マリファナとアスリート

指導している高校クロスカントリー部のランナーがレース前のウォームアップが終わった直後に質問に来たことがあります。



女子生徒:「コーチ、聞きたいことがあるんだけど」

俺: 「おお いいぞ。何でも聞け」

女子生徒:「マリファナって吸ったことある?


一体全体、何のための質問なのでしょうか? 
そもそも、レースの前に聞かなくてはいけないことなのでしょうか?

様々な疑問が頭に浮かびましたが、生徒にはウソをつかないのが僕の信条です。

僕は80年代のアメリカで多感な10代を過ごしました。
あまり社交的な性格ではありませんでしたが、それでも時代の子ですから、その頃は違法だった葉っぱも、今でも言葉にしたらまずいようなモノだって吸ったことがあります。

生徒にそう言うと、「マリファナ吸ったら、ランニングに悪影響がある?」って質問が返ってきました。

僕にはそれに答えるだけの知識はありません。とりあえず、「よくはわからないけど、とりあえず俺は今でも走れるぞ。お前たちよりは速いだろ」と答えました。

僕は今では分別がある大人ですから、日本国内でマリファナは吸いません。
まだ若くて馬鹿だった頃に、慶応義塾大学日吉キャンパスで昼休みに陸上競技場を囲んだ芝生の斜面に寝転びながら、応援部の人たちが大声をはり上げて練習している姿を眺めながら、内部進学生や帰国子女の遊び仲間たちと一緒にくつろいだりしたこともありますが(その頃の日本は誰もマリファナの匂いがしてもわからないぐらい平和でした)、そんな美しい青春の過ちだって、もう時効でしょう。何しろ30年以上も前の話です。

最後に嗜んだのは、カリフォルニア州で合法になってからのことです。

このように青天白日の身になった僕からすれば、マリファナを吸ったからって犯罪者のように扱われるのは、まったく理に合わないと思います。

別に合法化しなくても良いとは思いますが、未成年者の飲酒とかスピード違反とかパチンコの換金とかと同じように、大目にみてやっても良いのではないかと思います。

酩酊作用があるのは確かですけど、アルコールやカフェインと同じぐらいだと思いますし、中毒性はむしろ低いのではないかと思います。

僕自身、コーヒーを飲まないとアタマがすっきりしなかったり、今日はアルコールを控えようと思ってもビールを我慢できなかったりしますけど、マリファナ吸えなくて禁断症状で苦しんだことはありません。

マリファナは素晴らしい!とまでは主張しようとは思いませんが、そんなに悪いモノじゃないよとは小声でつぶやきたいと感じることを認めるのはやぶさかではないと考えることを否定するものではないと理解してもらっても構いません。


AGOQ のスコア・レビューは終了! だけどゲームズ本選はやりません。なんじゃそりゃ?

マスター部門とティーン部門のファイナリスト200人が参加して、クロスフィット・ゲームズ本選への切符を争ったAge Group Online Qualifier (AGOQ) の動画レビューが終了しました!

各年齢グループのトップ中のトップが出揃った! と思ったら、今年のクロスフィット・ゲームズではマスター部門とティーン部門はやりませんですって。

https://games.crossfit.com/article/2020-age-group-games-season-over/games


それじゃ一体何のために予選やったんだよ。
真面目に考えているのかわかりません。
クロスフィット本部はひょっとしてアホの集まりか?
敬老精神に欠けていることは確かだ。
誰かカストロ君に論語を読むように伝えてください。

2020/05/01

生徒たちが運動不足にならないように - 軍隊の勧誘を校内でやる代わりにオンラインでクロスフィット

ボックスが閉鎖している間、Zoomとかでオンライン・クラスをしている所は多いと思います。
それと同じことを、軍隊の勧誘員が高校の体育館を借りてやってるって話です。

Coronavirus In Minnesota: Minnesota National Guard Hosts CrossFit Wednesdays Aimed At School Kids

アメリカの高校にはよく軍隊の勧誘員(リクルーター)がやってきます。
もちろん、高校出たら、軍に入らない? って話をしにくるわけですけど、
そこはアメリカ。あまり堅苦しくやりません。
ちょっとしたグッズを配ったり、フィットネス・チャレンジみたいなことをやったりします。
ちなみに僕の息子は、たしか海兵隊だったか、昼休みに懸垂を連続してやるコンテストで優勝して、賞品を貰って帰ってきたことがあります。なにせ僕がキッピング教えてやりましたから。

それはともかく、軍隊の人たちも学校が閉鎖されてしまっては、手も足も出ません。
それにつけこんで、体育教師が「アンタたち、タダでこっち手伝いなさいよ」と強要した、かどうかは僕の想像ですが、毎週水曜日に「クロスフィット・ウェンズデー」と称して、オンライン・クラスを始めたそうです。

撮影器具とかは本格的ですが、やってることは「おいおい、これをクロスフィットって呼んでいいのかよ?」と聞きたくなるレベルです。

もちろん、何もやらないよりははるかにマシです。
生徒たちは学校に来れば、教室から教室へと移動するだけで、平均して1日に2マイル(3.2キロ)歩くのだそうです。
それがなくなったわけですので、この閉鎖が長引くと、ただでさえ社会問題になっている子供の運動不足がさらに深刻になります。
クロスフィットであろうとなかろうと、軍隊勧誘の下心があろうがなかろうが、とにかく子供たちが運動をする機会を作ることには賛成です。
ブランド名の使用にうるさいクロスフィット本部も多分これには文句をつけないでしょう。

電車通勤の人も、駅と自宅の往復、階段の昇り降り、あれって実はかなりの運動量なんですね。在宅勤務をするなら、なるべく体を動かすように意識した方がよいと思います。別にクロスフィットのオンライン・クラスでなくてもいいですけど、そうであってはいけない理由もありません。