2016/05/03

マーフ。 その理不尽な情熱、あるいは違ってしまった目的。

本来ならアメリカ人以外は関係ない休日の筈ですが、クロスフィッターなら5月末と言えばメモリアルデー、メモリアルデーと言えばマーフです。1600m走+100回懸垂+200回腕立て伏せ+300回スクワット+1600m走、それも重量ベストを着けてねってクレイジーなワークアウトはもうお馴染みですね。

ただやるだけだったら、単にきつくてつまらんワークアウトですので、どこのボックスでも色々な趣向をこなしているようですが、私の地元で面白く、また対照的な2つのイベントが予定されているので紹介します。

1)高校のフットボールフィールドを借りて、一般向けに公開して行うそうです。周りは陸上のトラックですので、1600m走も正確に行えます。60フィート、約18メートルの長さの鉄棒を用意するそうなので、30人ぐらいは一斉に懸垂が出来そうです。


2)夜中の12時にスタートする、名付けてMidnight Murph。走るのは単に町の中ですので、そんな夜中に重量ベストを着た連中がフラフラ走っていたら不審尋問を受けそうだ。地元の警察に根回ししてたらいいけど、そんなことしてないだろうな。


幸か不幸か、2つのイベントは違う日に行われます。中一日でマーフ2回やったら変態、もといBadassの称号を得られるでしょうか?

2016/04/21

クロスフィット専用シューズその2

以前、クロスフィット用のシューズなんてものはReebok Nanoしかない、なんて書きましたが、
http://cffansjp.blogspot.com/2013/11/blog-post.html

最近では色々なメーカーがこの分野に参入しています。Reebok Nanoシリーズも、トレーニング用、リフター用、スプリント系用、などなど色々出てきて、何が何やらわかりません。

リーボック以外のメーカーも商標の関係で「クロスフィット」という文字を名前に入れられないだけで、どこからどんな風に見てもクロスフィッターをターゲットにしているのが明白なものがたくさんあります。
その中でも人気なのが、Inov-8 とNikeの Metconシリーズでしょう。

特にNikeの Metconは、昨年発売されると同時に、少なくともアメリカのクロスフィッター達の間では大騒ぎになり、あっという間に品薄状態になりました。定価100ドル程度のシューズがeBayで数倍の値段で売られてる、なんてこともありました。今ではさすがに落ち着いてきたみたいで、普通にスポーツショップで手に入ります。

で、買っちゃいました。 
某スポーツショップチェーンの倒産セールで30%オフ。お買い得でした。


格好いいでしょ? 以前の記事を書いてから、2世代、2年半に渡って使ってきたReebok Nanoとはオサラバです。
名残惜しくはありますが、リーボックからは特にスポンサー契約のオファーはありませんでしたので、罪悪感はありません。

ちなみにNike Metcon のコマーシャルはこれです。クロスフィット以外のナニモノでもないですよね。



2016/04/18

ボックス引越し

私が所属するボックスが引越ししました。

場所は以前から数百メートルほどしか離れていないのですが、広さは約3分の1になってしまいました。以前は軽く20人ぐらいが一度にワークアウト出来たのですが、新しい場所では8人が限界です。


とは言え、私がよく行く昼休みのクラスは人数が少なく、8人を越えることは稀でしたので、それほどの影響は実質ありません。

引越しの原因は経営難にあったようです。要は広いスペースの家賃を払えるほど人が集まらないってこと。僕らのボックスの現在の会員数は100人を少し下回ります。かってはその倍ぐらいいたようですが、年々下降傾向にあるようです。月会費が高い(200ドル)とはいえ、まるで体育館みたいな広いスペースの家賃を払って、何人かいるスタッフの給料を出せば、まあオーナーにはそれほどおカネは残らないだろうなって想像はつきます。

加えて、オーナーがどうやら独自の方法論を前面に出していきたいようで、ジムの名前もNext Level Crossfit -> Level Method Gym に変わり、「クロスフィット」という言葉もあまり使わないようになりました。一応、まだAffiliate には残っているようです。

それでも、私から見ると、やってることは以前と大差ないし、クロスフィット的なトレーニングが出来れば、名前はどうでもいいです。狭くなったことで気分的に窮屈な感じはしますが、ワークアウトするのに必要な一人分のスペースさえ確保できていれば、それも大きな問題ではありません。


気になるとしたら、クロスフィットって名前では人を集められなくなったようだ、ってことでしょうか。ボックスの数が今までのような勢いで増えないどころか、減ってしまわないと良いのですが。

2016/01/04

実体験WOD#17 - "Linda"

クロスフィットは体重別にするべきだ、が私の一貫とした主張なのですが、このベンチマークWODは素晴らしいです。

"Linda"
10-9-8-7-6-5-4-3-2-1 reps of the triplet:
Deadlift: 1 1/2 body weight
Bench press: body weight
Clean: 3/4 body weight



見ての通り、バーベルの重さは自体重で決まります。
ベンチプレスは自体重、デッドリフトは1.5倍、クリーンは75%。
それを10回づつ、次は9回、8回と回数を減らしていき、最後は1回づつです。

これならば、体の大小に関係なく、パワー、スピード、スタミナを競うことが出来ます。
なぜ他のWODや競技で出来ないのか(やらないのか)理解に苦しみます。

Linda の唯一の問題点は、重量が異なるバーベルを3本、1人1人に用意しなくてはいけないことでしょう。バーベルやウェイトがたくさん必要になりますし、スペースも取りますので、大人数が一挙にやることは困難です。そんなわけで、私も今までやったことがありませんでした。

今回、クリスマスイブの早朝がオープンジムになったので、以前から気になっていたこのLindaを一人でやってきました。
BGMはかの有名な桜五郎のテーマソング。なぜってそりゃ山本「リンダ」ですから。いや ほんと アホでスミマセン。






2015/11/24

実体験WOD#16 - "Barbara"

フランとかダイアンとかのベンチマーク・ワークアウトはクロスフィッターなら誰でも馴染みがあります。自分自身の成長具合や弱点を把握することが出来ますし、世界中のどのボックスに行っても、フランのタイムが〇分XX秒って言えば一瞬で立ち位置がわかって便利です。

ところが、クロスフィットを長くやっていても、妙にやる機会が巡ってこないワークアウトがあります。私にとってはバーバラがそれで、4年近くクロスフィットをやっていて今日初めてやりました。

バーバラは懸垂20回、腕立て伏せ30回、腹筋40回、自重スクワット50回で1ラウンド。これを5ラウンド行ってタイムを測るワークアウトです。但し、各ラウンド終了時に3分間の休憩をはさみます。

単純な自重ワークアウトばかりですので、パワーもテクニックもそれほど必要ではありません。回数がやたら多いので、持久系の筋力がどれだけあるか、それと3分間の休憩を使ってどれだけ回復出来るかが問われます。非科学的なようで大きな声では言えませんが、私としては

根性も大きな要素だと思います。

ボックスに行く前にこんな作戦(目標?)を立てました。
  1. 全ての種目を連続して行う(unbroken)。
  2. 最初から最後のラウンドまで同じペースで行う。
  3. 最終ラウンドのスクワットだけはスパートして、最終ラウンドを最速ラップにする。
  4. ボックスの現在最高記録、31分20秒を破る。
いざやってみると3R目までは作戦通りでした。
ですが4R目からまず懸垂と腕立てが5~10回づつぐらいに分割しなくてはいけなくなり、腹筋のスピードもガタンと落ちました。かろうじて得意な自重スクワットだけは同じペースを保てました。

最終結果は29分59秒。30分を切るために、最後のスクワットは必死でした。
最後の最後にスパートが出来たのは、ペース配分のおかげでも、日頃の精進のおかげでもありません。

大和魂です。

ラウンドごとのラップは以下の通りです。

1R - 3:00
2R - 2:41
3R - 3:24
4R - 3:32
5R - 4:13

とりあえず4つ目の目標だけは達成できました。
現時点でボックスの暫定1位です。後で誰かに抜かれるかもしれませんが。何人か可能性がありそうな連中がいます。大体、私は一等賞には縁がないんです。

オリンピック・リフティングやジムナスティックな動きが入ったワークアウトとは違い、このバーバラとかアンジーとかシンディーとかは、別にクロスフィッターでなくても出来る種目ばかりです。
だからこそ、出来ればクロスフィット初心者の頃にやって記録を残しておき、しばらくクロスフィットのトレーニングを続けた後でもう一度やると、効果が測定出来て良いのではないかと思います。

2015/11/20

地方大会 2度目の出場

南カリフォルニアのクロスフィッターが集う大会、NLI Classicsに参加してきました。競技者だけで数百人、関係者、家族、友人、冷やかし、全部合わせたら数千人はいたと思います。

大会の公式アルバムはこれです。私も何処かにいるのではないかと思いますが、数が多すぎて探せません。会場の雰囲気は感じてもらえるか、と。
http://fraziergraphix.pixieset.com/nliclassicnovember14th/


個人的な結果は40-52歳の3部という低レベルなカテゴリーで3位タイになりました。ほんのちょっとの差で表彰台を逃したのは悔しかったのですが、それより楽しかったのは、かって私がクロスフィットを始めたときの最初のコーチが同じカテゴリーにいて競えたことです。



しかもその人(奴?)は初心者の私に向かって、 "You look like s**t"と言い放ったお方(奴?)。
http://cffansjp.blogspot.com/2012/03/blog-post.html

もし勝てたら同じセリフを言い返してやろうと思っていましたが、残念ながらまだ実力差があったようです。

大会後はもちろんビール。上のコーチとは別の人です。



2015/05/05

プールで行うクロスフィット

CrossFit Games では本戦になると水泳を含んだイベントがよく登場します。
年によって海で泳いだりプールだったりしますが、どちらにしても普段クロスフィットのボックスでは練習していないことには変わりありません。トップ選手であっても泳ぎが苦手だったり、ひどいときにはカナヅチの選手まで過去にいました。オープンもRegionalsでも水泳は全くありませんので、そんなことも起こりえます。


私は2013年のプール競技を観に行きましたが、Rich Froningのあまりにもヘタクソで不細工な泳ぎに驚き、これなら俺でも勝てるんじゃないか?とまで思ったものです。
ちなみにそのイベントの内容はこれです。Rich Froningの順位は46人中30位でした。







まだまだ数は少ないですが、このようにプールで行うWODに特化したクロスフィットの競技大会もあります。


最近になって近所のボックスが水泳教室とタイアップしてFrogman Fitness というクラスを始めたので参加しています。主に水泳のインターバルと自重筋トレを組み合わせたWODが中心なのですが、プレートを抱えて水深3メートルのプール底を歩く、なんてのもありました。


私は小学生のときに2年ほど水泳を習ったことがあるだけで、速くもきれいにも泳げませんが、なんとかクロールで1000メートルぐらいは泳げる程度です。それでもなんとかクラスについていくことは出来ます。毎回ヘトヘトにはなりますが。


日本はプール施設も多いし、水泳教室もたくさんありますので、こんなことも出来たらいいのでは、って思います。小学校や中学校のプールをクロスフィットの団体に貸してもらえるだけでも色々面白いことが出来そうですよね。