アメリカ在住、あるCrossFitジムに通う管理人が日本語で語る私的クロスフィット体験記と考察です。冗談度70%、真剣度30%、だけど挙げる数字や情報にウソはありません。
Facebook のページは
こちら
2019/06/08
クロスフィットが専門分野トレーニングも外部に丸投げ。アウトソーシング化の流れは止まらず
クロスフィット本部から上のようなメールを受け取った人は多いのではないでしょうか。
ウェイトリフティング、ジムナスティック、などの専門分野のセミナーがこれからは"CrossFit Preferred Courses"になるというお知らせです。
いつもの通り、本部からのお知らせはわかりにくい表現が多いのですが、要するにこれからは、こうした専門分野のセミナーはクロスフィット直営ではなくなり、それぞれのエキスパート(SME - Subject Matter Expert)たちに運営を丸投げしますよ、ってことです。
ゲームズからリージョナルを廃止して、全て外部のイベントを認定するようにしたことと似ていますね。
今後はクロスフィット本部はSMEを認定して、年間5000ドル徴収して、あとはどこでセミナーをやろうが、どれだけ料金をとろうが、コースの内容をどのように変えようが、すべてSMEに任されることになります。
今まではセミナーの収益は70対30の割合で、クロスフィットの取り分が30%でした。これからはSMEは全額自分のものになる代わりに、年間5000ドル払わないといけないし、宣伝や集客にクロスフィットの助けを得られなくなります。
いわば、こうしたセミナー運営者もボックスオーナーと同じような扱いになるってことですね。
競争原理が働くことで、人気のある分野には複数のSMEが参入することもあるでしょうし、逆に採算が取れないクラスはなくなるかもしれません。
今のところ、現在あるコースはそのまま続くようですが、これもまた将来はどうなるのか予想がつきません。
私個人的にはウェイトリフティングのセミナーは受講してとても良かったと思っています。でも、あのクラスは人気があるから、今後は値上がりするかもしれませんね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿