年が明けてすぐ、2019年度クロスフィット・ゲームズの公式ルールブックが発表されました。昨年の秋ごろから、クロスフィット・ゲームズのありかたについて大きな変更が次々と発表されてきました。その度に様々な予想や憶測がネットを賑わしてきたのですが、オープン開始まで約1か月となった今、どうやら事態は落ち着いてきたようです。少なくとも今年に関してはこれ以上の変更はないと思われます。何が変わって、何が変わらないか、まとめてみました。
イベント・スケジュール
変更点
- 2019年オープンは2~3月と10月の2回行われる。
- 2~3月のオープンは2019年8月のゲームズ予選、10月のそれは翌2020年度のゲームズ予選となる。
- 2020年以降のオープンは10月のみ年1回行われる。
- 地域予選(Regionals)はなくなる。
- クロスフィット公認イベント(*Sanctioned Events)が年間を通して世界各地で行われる。
変わらない点
- ゲームズ本選は8月にウィスコンシン州マディソンで行われる。
ゲームズ本選出場権(個人)
変更点
- オープンで全世界でトップ20位(男女)に入るか、あるいは各国のトップ1位(男女)がゲームズ本選に出場権を得る。
- 国はクロスフィットのアフィリエイト・ボックスがあることが条件。選手が所属する国は居住地に関わりなく、国籍で決まる。2重国籍の場合は選手がどちらかを選ぶ。
- ある選手が全世界トップ20位以内に入り、且つある国の1位だった場合、その国の2位以降の選手が繰り上がって出場権を得る。
- クロスフィット本部が公認する16のイベント(*Sanctioned Events-リスト)の優勝者男女1人づつも出場権を得る。
- ある個人がオープンで出場権を得て、且つ公認イベントで優勝した場合、そのイベントの2位以降の選手が繰り上がって出場権を得る。
- 上記以外にクロスフィット本部は4人まで本選出場権を任意で与えることが出来る。(過去の優勝者など)
変わらない点
- オープンの形式は昨年までと同じ。
- マスターとティーンのOnline Qualifierも昨年までと同じ。但し、ゲームズ本選の出場枠が各部門20人から10人に減る。
チーム
変更点
- クロスフィット本部が公認する16のイベント(Sanctioned events)の優勝チームがゲームズ本選出場権を得る。
- チーム構成メンバーは同じボックスに所属する必要はなくなる。
変わらない点
- チームは男女2人づつ。
クロスフィット公認イベント(*Sanctioned Events-リスト)
1. Dubai Championships (UAE) –
December 2018
2. Wodapalooza (Miami, US) – January
2019
3. Australian CrossFit Championship
(Queensland) – January 2019
4. CrossFit Fittest In Capetown (South
Africa) – February 2019
5. CrossFit Strength In Depth (UK) –
February 2019
6. CrossFit French Throwdown – April
2019
7. Asian CrossFit Championship (China)
– April 2019
8. Mid-Atlantic CrossFit Challenge
(Baltimore, US) – April 2019
9. The CrossFit Italian Showdown – April
2019
10. Brazil CrossFit Championship – May
2019
11. The CrossFit Lowlands Throwdown
(Netherlands) – May 2019
12. Downunder CrossFit Championship
(Australia) – May 2019
13. Reykjavik CrossFit Championship
(Iceland) – May 2019
14. Down Under CrossFit Championship
(Wollongong, Australia) – May 2019
15. The Rogue Invitational (Ohio, US)
– May 2019
16. Granite Games (Minnesota, US) –
June 2019
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