2021/03/27

これからコロナのワクチンを接種するかもしれないアスリートに体験談をシェアします

 先日、私は新型コロナウイルス(Covid-19)のワクチン接種を受けてきました。
2回の接種が必要なファイザー社のもので、その1回目です。2回目は3週間後に予定されています。

 私が住むカリフォルニアではワクチン接種は数か月前に始まっていますが、私は学校教育関係者ということで、比較的優先順位が高いグループにいます。ちなみに最優先グループは医療従事者、次に65歳以上の高齢者、心臓や肺に疾患がある、という人たちでした。

 私はこれまでにPCR検査を3回受けましたが、どれも陰性の結果でした。多分このままウイルスに感染しないで済む可能性は高いと思います。それでもワクチン接種を決めたのは、いつ高齢の両親を訪れることがあっても、自分でも知らないうちに彼らに感染させる心配を減らしたかったからです。

 ワクチンの有効性や安全性については様々な見方がありますが、私は医者でも専門家でもないので、それについては意見を述べません。私はまあ大丈夫だろうなあとタカを括っていました。元々がのんきな楽天家なのです。

  ワクチン接種そのものは非常に簡単で拍子抜けがするほどでした。創価大学カリフォルニア・キャンパスの駐車場に設けられた特設会場で、すべてドライブスルーで、全部で20分もかからないうちに終了しました。スターバックスのドライブスルーでコーヒーを頼むよりは少し時間はかかりますが、やること自体はさほど変わりません。もっとも、オンライン予約が必要ですし、自家用車でそこまで行かないといけないわけですので、情報弱者や貧困層には依然として厳しいのかもしれません。ちなみに創価大学カリフォルニア・キャンパスはこの辺りでも高級住宅地にあります。

 ワクチン接種後の副作用らしきものはほとんど自覚することはありませんでした。接種を受けたのは午後2時くらいで、その日の夜遅くになってから、ようやく注射した方の上腕部に張りが出てきたかな、というくらいでした。

 翌日も体調はまったく普段と変わりありませんでした。私は毎朝10~15キロほどジョギングをするのが日課なのですが、そのときも特に疲れやすいとか、身体が重く感じる、なんてことはまったくありませんでした。呼吸もいつもと変わりありません。

 ただ、上腕部の張りは終日残りました。痛みは全くありませんが、多少の違和感が残るという程度のレベルです。私が注射したのは左腕で、利き腕ではありませんでしたので、生活する分には何も影響はありません。でももし、野球のボールを投げたり、テニスのラケットを振れと言われたら困ったかもしれません。そのようなスポーツを専門にする人は、利き腕ではない方の腕に注射してもらうことをお勧めします。

 ワクチンへの反応は人それぞれ異なると思います。私が経験したより深刻な副作用が起こる人もいるかもしれません。あくまでたくさんあるケースの1つとして、一足先の体験をシェアします。



0 件のコメント:

コメントを投稿