2020/07/14

マイル走で5分を切って、スクワットで500パウンド。ついでに連続懸垂50回。カストロ君の無茶チャレンジを達成したアスリート

2017年に発行されたカストロ君の著書「Constructing The CrossFit Games」の中に、こんなことが書いてあったそうです。

1マイル(1600メートル)を分以下で走り、その同じ日にバックスクワットで500パウンド(約226キロ)を挙げることができるのは、クロスフィット・ゲームズのトップアスリートたちにも難しい。リッチ・フローニングだってできるかどうかわからない。ついでに懸垂を連続して50回もできたらすごい。

5-500-50、トリプル・ファイブというわけですが、そりゃあ無茶だなあと思います。
僕は1つもできません。
カストロ・チャレンジとか名前ついてますけど、カストロ君にもゼッタイできないでしょう。

ところが、これに挑戦して、見事にすべてクリアした人の記事が『Morning Chalk Up』に出てました。

https://morningchalkup.com/2020/07/13/sub-5-mile-500lb-back-squat-klink-conquers-castro-challenge/#

そのアスリートの名前はAdam Klink。リージョナルには出たことがあるけど、ゲームズ本選には届いたことがないそうです。
体重205パウンド(約93キロ)の彼は、バックスクワットだけは既に550パウンドを挙げたことがあったそうです。

最大の難関はマイル走だったようです。長距離走は僕の専門でもありますが、マイル5分以内というのは、高校陸上部でもレギュラー選手になれるぐらいのペースです。それを体重90キロ超のKlinkがやるというのは、かなりのハードルです。

そのためでしょう。本番ではペーサーに引っ張ってもらっていました。
マイル走は陸上トラックを4周しますが、最初の3周をいかにも専門の長距離ランナーという感じの女性ランナーがKlinkを引っ張り、最後の1周だけは力をふりしぼって、見事に4分56秒でゴールしています。ペーサーの女性が涼しい顔をしているのは笑えます。

その後のスクワットと懸垂はおまけのようなものみたいでした。
と言っても、それは彼だからで、僕にはどちらも到底できません。
すげえなあ。




誰かできる人がいれば、ご一報ください。


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