2015/11/24

実体験WOD#16 - "Barbara"

フランとかダイアンとかのベンチマーク・ワークアウトはクロスフィッターなら誰でも馴染みがあります。自分自身の成長具合や弱点を把握することが出来ますし、世界中のどのボックスに行っても、フランのタイムが〇分XX秒って言えば一瞬で立ち位置がわかって便利です。

ところが、クロスフィットを長くやっていても、妙にやる機会が巡ってこないワークアウトがあります。私にとってはバーバラがそれで、4年近くクロスフィットをやっていて今日初めてやりました。

バーバラは懸垂20回、腕立て伏せ30回、腹筋40回、自重スクワット50回で1ラウンド。これを5ラウンド行ってタイムを測るワークアウトです。但し、各ラウンド終了時に3分間の休憩をはさみます。

単純な自重ワークアウトばかりですので、パワーもテクニックもそれほど必要ではありません。回数がやたら多いので、持久系の筋力がどれだけあるか、それと3分間の休憩を使ってどれだけ回復出来るかが問われます。非科学的なようで大きな声では言えませんが、私としては

根性も大きな要素だと思います。

ボックスに行く前にこんな作戦(目標?)を立てました。
  1. 全ての種目を連続して行う(unbroken)。
  2. 最初から最後のラウンドまで同じペースで行う。
  3. 最終ラウンドのスクワットだけはスパートして、最終ラウンドを最速ラップにする。
  4. ボックスの現在最高記録、31分20秒を破る。
いざやってみると3R目までは作戦通りでした。
ですが4R目からまず懸垂と腕立てが5~10回づつぐらいに分割しなくてはいけなくなり、腹筋のスピードもガタンと落ちました。かろうじて得意な自重スクワットだけは同じペースを保てました。

最終結果は29分59秒。30分を切るために、最後のスクワットは必死でした。
最後の最後にスパートが出来たのは、ペース配分のおかげでも、日頃の精進のおかげでもありません。

大和魂です。

ラウンドごとのラップは以下の通りです。

1R - 3:00
2R - 2:41
3R - 3:24
4R - 3:32
5R - 4:13

とりあえず4つ目の目標だけは達成できました。
現時点でボックスの暫定1位です。後で誰かに抜かれるかもしれませんが。何人か可能性がありそうな連中がいます。大体、私は一等賞には縁がないんです。

オリンピック・リフティングやジムナスティックな動きが入ったワークアウトとは違い、このバーバラとかアンジーとかシンディーとかは、別にクロスフィッターでなくても出来る種目ばかりです。
だからこそ、出来ればクロスフィット初心者の頃にやって記録を残しておき、しばらくクロスフィットのトレーニングを続けた後でもう一度やると、効果が測定出来て良いのではないかと思います。

2015/11/20

地方大会 2度目の出場

南カリフォルニアのクロスフィッターが集う大会、NLI Classicsに参加してきました。競技者だけで数百人、関係者、家族、友人、冷やかし、全部合わせたら数千人はいたと思います。

大会の公式アルバムはこれです。私も何処かにいるのではないかと思いますが、数が多すぎて探せません。会場の雰囲気は感じてもらえるか、と。
http://fraziergraphix.pixieset.com/nliclassicnovember14th/


個人的な結果は40-52歳の3部という低レベルなカテゴリーで3位タイになりました。ほんのちょっとの差で表彰台を逃したのは悔しかったのですが、それより楽しかったのは、かって私がクロスフィットを始めたときの最初のコーチが同じカテゴリーにいて競えたことです。



しかもその人(奴?)は初心者の私に向かって、 "You look like s**t"と言い放ったお方(奴?)。
http://cffansjp.blogspot.com/2012/03/blog-post.html

もし勝てたら同じセリフを言い返してやろうと思っていましたが、残念ながらまだ実力差があったようです。

大会後はもちろんビール。上のコーチとは別の人です。