今年から始まった”オープンソース”のネット中継。同じ映像を多数のメディアがそれぞれの言語で独自のナレーションをつけて放送しています。https://games.crossfit.com/article/crossfit-games-world-feed-channels/games
今年あるのはアラビア語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、アイスランド語、イタリア語、ロシア語、ポルトガル語、スペイン語の11言語。来年はぜひ誰かが日本語でやってほしいものです。
このうち、私が理解できるのは英語だけなのですが、その英語だけでも10個のメディアがリストに入っています。
どれも同じ映像なのですから、どれを観ても同じようなものかなと思っていましたが、そう決めつけるのはよくないので、2日目のイベント、6000-m ruck run(重いバックパック背負って走るやつです)の中継中に、英語メディアを上から下まで見比べて(聞き比べて)みました。はい ヒマなんです。
そのようなわけで、極めて私的な2019クロスフィット・ゲームズの英語による中継メディアのランク付けです。
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Australian
CrossFit Championship » Watch | Website
評価:B
男女1人ずつの素人っぽいアナウンサーがオージー英語でTIA-CLAIR TOOMEYの応援をしていました。オーストラリアが好きな人は面白いかもしれません。
Rogue Fitness »
Watch the Rogue Iron Game | Website
評価:A
男女3~4人の割りとプロフェッショナルっぽいアナウンサーが切れ目なく競技の説明をしていました。
瞬間視聴者数:5273人
評価:B
静かなアナウンス、男性2人が割と静かな口調で淡々とアナウンスしていました。途中で音声が途切れることもありました。
Morning
Chalk Up » Watch on YouTube
瞬間視聴者数:14201人
評価:A
男性2人のプロフェッショナルっぽいアナウンサーが、詳しく選手の説明をしていました。いかにも大手っぽい雰囲気です。視聴者も一番多いかもしれません。
イギリスのメディアらしいのですが、指定されたページに行くとUK時間での放送予定が書かれているだけで、ライブ中継が観れませんでした。評価無し。
指定されたウェブサイトに行くと、トップページに様々なスポーツのアイコンがありましたが、クロスフィットのものがありませんでした。最終日だけ放送するのかな?よくわかりません。これも評価無し。
ION
Strength and Conditioning » Watch on YouTube
瞬間視聴者数:58人
評価:A+
ナレーション無しでただひたすら映像を流していました。観客の声援や拍手など、会場の雰囲気が伝わってきます。世界中で58人しか観ていなかったということで、超マイナーなのでしょうが、個人的には一番気に入りました。アナウンサーのおしゃべりは嫌いなんです。
評価:B
こちらもオーストラリアのメディアです。素人っぽいアナウンサーがオージー英語でオーストラリアの選手の応援をしていました。そういうのが好きな人にはお勧めです。
瞬間視聴者数:23人
評価:C
こちらもマイナーなメディアみたいなのですが、男性2人のアナウンサーがどうでもいいこと(私にとってはです)を仕方なく話しているように聞こえました。
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というわけで、私のイチ押しは何もしゃべらない
ION Strength and Conditioning » Watch on YouTube です。
マイナー志向が強く、極めて偏見に満ちた私の個人的な好みですので、あまり参考にはなりません。1つのメディアを観た時間は数分ずつぐらいですので、私が気に入った最大の理由であるナレーションがなかったことも、たまたまその時にアナウンサーがトイレにでも行っていたのかもしれません。
最初に書きました通り、どうせどこを観ても同じ映像ですから、実際のところ大した違いはありません。私と同じぐらいヒマな方は、見比べてみるのも楽しいかもしれません。