2019/08/04

クロスフィッターはずんぐりむっくりの時代か

今年のトップ10アスリートの平均身長は173.4㎝、体重は85.3㎏。
平均値だけではなく、皆がとても似た体格です。
クロスフィットに向いた体格って変わってきたのかな。

かの名著「大人の部活」で超一流クロスフィッター(2012年度オープントップ10)の身長と体重の平均値を下の通りとしています(122ページ)。

Ø  男性は身長175センチ、体重82キロ。年齢は26.7歳。
Ø  女性は身長162センチ、体重61キロ。年齢は25歳。


これが2019年男性トップ10です。



身長(㎝)
体重(kg)
NOAH OHLSEN
170.1
86.1
MATHEW FRASER
170.1
88.3
BJÖRGVIN KARL GUÐMUNDSSON
177.8
83.8
SCOTT PANCHIK
175.2
84.7
JAMES NEWBURY
177.8
87.0
JACOB HEPPNER
172.7
87.0
ADRIAN MUNDWILER
172.7
84.7
MATT MCLEOD
167.6
82.0
SAXON PANCHIK
175.2
83.8
WILL MOORAD
175.2
86.1
(平均)
173.44
85.3

どうやらトップアスリートは以前より背が低く、体重が重くなっているみたいです。


ダイエット目的でクロスフィットをやってる人は困るだろうなあ。だけど身長が高くない日本人にとっては朗報かも。背は伸ばせないけど、体重を増やすことはできますものね。

2019/08/02

2019年クロスフィット・ゲームズを観るならどのチャンネルがベストか? 

年から始まった”オープンソース”のネット中継。

同じ映像を多数のメディアがそれぞれの言語で独自のナレーションをつけて放送しています。

https://games.crossfit.com/article/crossfit-games-world-feed-channels/games

今年あるのはアラビア語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、アイスランド語、イタリア語、ロシア語、ポルトガル語、スペイン語の11言語。来年はぜひ誰かが日本語でやってほしいものです。

このうち、私が理解できるのは英語だけなのですが、その英語だけでも10個のメディアがリストに入っています。

どれも同じ映像なのですから、どれを観ても同じようなものかなと思っていましたが、そう決めつけるのはよくないので、2日目のイベント、6000-m ruck run(重いバックパック背負って走るやつです)の中継中に、英語メディアを上から下まで見比べて(聞き比べて)みました。はい ヒマなんです。

そのようなわけで、極めて私的な2019クロスフィット・ゲームズの英語による中継メディアのランク付けです。

ーー


Australian CrossFit Championship »  Watch | Website

評価:B
男女1人ずつの素人っぽいアナウンサーがオージー英語でTIA-CLAIR TOOMEYの応援をしていました。オーストラリアが好きな人は面白いかもしれません。



Rogue Fitness »  Watch the Rogue Iron Game | Website

評価:A
男女34人の割りとプロフェッショナルっぽいアナウンサーが切れ目なく競技の説明をしていました。

BarBend.com »  Watch on YouTube

瞬間視聴者数:5273人
評価:B
静かなアナウンス、男性2人が割と静かな口調で淡々とアナウンスしていました。途中で音声が途切れることもありました。

Morning Chalk Up »  Watch on YouTube 

瞬間視聴者数:14201人
評価:A
男性2人のプロフェッショナルっぽいアナウンサーが、詳しく選手の説明をしていました。いかにも大手っぽい雰囲気です。視聴者も一番多いかもしれません。

Fitness Feed Media »  Watch on Facebook



イギリスのメディアらしいのですが、指定されたページに行くとUK時間での放送予定が書かれているだけで、ライブ中継が観れませんでした。評価無し。

Spot Network TV »  Watch | Website

指定されたウェブサイトに行くと、トップページに様々なスポーツのアイコンがありましたが、クロスフィットのものがありませんでした。最終日だけ放送するのかな?よくわかりません。これも評価無し。

ION Strength and Conditioning »  Watch on YouTube 

瞬間視聴者数:58人
評価:A+
ナレーション無しでただひたすら映像を流していました。観客の声援や拍手など、会場の雰囲気が伝わってきます。世界中で58人しか観ていなかったということで、超マイナーなのでしょうが、個人的には一番気に入りました。アナウンサーのおしゃべりは嫌いなんです。

Perth FitFam »  Watch on Facebook 

評価:B
こちらもオーストラリアのメディアです。素人っぽいアナウンサーがオージー英語でオーストラリアの選手の応援をしていました。そういうのが好きな人にはお勧めです。

Sergeant No Rep »  Watch on YouTube

瞬間視聴者数:23人
評価:C
こちらもマイナーなメディアみたいなのですが、男性2人のアナウンサーがどうでもいいこと(私にとってはです)を仕方なく話しているように聞こえました。

ーー

というわけで、私のイチ押しは何もしゃべらないION Strength and Conditioning »  Watch on YouTube  です。
マイナー志向が強く、極めて偏見に満ちた私の個人的な好みですので、あまり参考にはなりません。1つのメディアを観た時間は数分ずつぐらいですので、私が気に入った最大の理由であるナレーションがなかったことも、たまたまその時にアナウンサーがトイレにでも行っていたのかもしれません。
最初に書きました通り、どうせどこを観ても同じ映像ですから、実際のところ大した違いはありません。私と同じぐらいヒマな方は、見比べてみるのも楽しいかもしれません。



2019/08/01

2019年クロスフィット・ゲームズ初日の感想

一日中、ネットで断続的にクロスフィット・ゲームズの中継を観ながら過ごしました。
と言っても、観たのは男女の個人部門だけですけど。やっている人達には悪いのですが、私は開会式とかグループ部門には興味がありません。

個人部門の競技者はイベント1で75人に、イベント2で50人にカットされました。明日からの3日間で、さらに40人、30人、20人、最後は10人と競技者が減っていくそうです。

以下、感想です(順不同)。


  • マット・フレイザーがイベント1、2とも1位で断トツのトップです。どうやらフローニングに並ぶ4連覇は濃厚のようです。そうなると、誰もが思うのは、フレイザーとフローニング、どっちが凄いんだろう?ってことですよね。フローニングが来年個人部門に復帰してくれたら興奮するだろうなあ。

  • 残念ながら、日本代表男女の2人はイベント2でカットになりました。残った選手の国籍は女性部門の方が多様のようですね。男性部門は相変わらずアメリカが多いけど、ぎりぎりの50位に中国の人が入っているのが嬉しい。

  • 今朝は開始直前ギリギリまでイベント1の内容はわかりませんでした。イベント1が終わっても、しばらくはイベント2は未発表でしたし、初日が終わっても、残り3日間のイベントは全て未発表です。これだけ徹底的にワークアウトの内容が伏せられているのは記憶にないのですが、ありましたっけ?

  • イベント1、2ともまあクロスフィットっぽいワークアウトで、あまりサプライズはありませんでした。せっかく自然が豊かなウィスコンシン州まで行っているのだから、昨年までのようにいつかは湖や野原のイベントが来ると思いますが、問題はどのタイミングで来るかですね。個人的には最後に残った10人でトライアスロンみたいなサバイバル・レースをやってほしいです。今までは最終日はテレビ中継の都合もあって、比較的短いワークアウトだったけど、どうせ今年からはネット中継だけなのだから、何時間でもかけたらいいのに。