2020/08/25

クロスフィット・ゲームズのアスリートがカリフォルニアの山火事の消火活動で死亡

 2013年クロスフィット・ゲームズ45-49歳の部で3位入賞を果たしたMike Fournierさんが亡くなりました。マイクさんはヘリコプターのパイロットで、現在カリフォルニア州を襲っている大規模山火事の消火活動にあたっていたということです。


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“He was quick with a smile, first bump, and encouraging word. His giant, sweaty bear hugs at the end of every workout were the best. You could feel how much he loved life and people in each and every one of his hugs. He was by far the nicest and kindest person I have ever met.” —Joseph Collins “Mike Fournier was a CrossFit Games Masters athlete who once took 3rd in the masters division at the Games in Carson. He passed away yesterday in a helicopter crash fighting the fires that are going on in California. He leaves behind a wife and two daughters. Rest In Peace Mike. GoFundMe link in my bio.” —Dave Castro You can find the GoFundMe link in our bio as well. — #CrossFitMasters #CrossFit #Fitness #Hero #CrossFitGames

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2013年と言えば、まだクロスフィット・ゲームズは南カリフォルニアで行われていました。僕も会場まで見に行きました。スタジアムのチケットは手に入らなかったから、駐車場の特設会場で行われていたマスター部門を見て、うわあ皆すげえなあと思っていました。いつかはここに出るぞと燃えていました。未だにその夢は実現するどころか、はるか遠くにあるわけですが、目の前で繰り広げられていた自分と同年代のアスリートたちの驚異的なパフォーマンスは感動的でした。

そのときに僕がマイクさんを見たかどうかはわかりません。だけど、ひょっとしたら会場ですれ違ったかもしれない。大声で応援したのかもしれない。僕はマイクさんの1つ年上。クロスフィットを始めたのも同じ年です。ご冥福をお祈りしたいと思います。


2020/08/20

クロスフィッター1億人計画。新オーナー&CEO エリック・ローザ氏がCNNに登場

 












「スキャンダルで地に落ちた世界最大のフィットネス・ブランドを買い取った男」と、いささか首を捻りたくなるタイトルながら、クロスフィット新オーナー&CEOのエリック・ローザ氏がCNNで取り上げられました。

https://edition.cnn.com/2020/08/19/business/crossfit-ceo-eric-roza/index.html

何はともあれ、流石に世界をリードする(と自分で言っている)ニュースメディアですね。目のつけどころが違う。NHKやら朝日新聞やらがクロスフィットって一回でも報道したかよ(したかもしれませんが)って、ケンカを売りたくなります。

さて、この記事の全文を翻訳してみたいのは山々なのですが、けっこうな長文なので、それはカンベンしてもらって、僕個人がこれは重要だって思った部分をかいつまんで紹介します。

  • Black Lives Matter, Absolutely.  前CEOグラスマンのおっさんの失言について尋ねられたときの答えです。これはまあ当然というか、少なくとも現在のアメリカでこれに反対する言葉を口にする勇気がある人はあまりいないと思います。
  • 社会的はヒエラルキーはジムに入った瞬間に消滅する。そこでは誰もが受け入れられる。 これもまあ当然ですね。ウチは差別しますって公言するビジネスオーナーはいません。
  • ローザ氏の計算では、世界中で200~300万人がクロスフィットを試したことがあるということです。それを1億人にまで伸ばすのが目標なんだそうです。
  • クロスフィッター1億人を達成するために、これからはマーケティングや様々な情報を多言語で提供していく(今までは英語オンリーだった)のだそうです。

その他、ローザ氏のビジネスマンとしての経歴とか、新型コロナウイルスへの対応などが述べられていますが、僕はその辺にはあまり興味がありませんので割愛します。

僕がこの人を支持したい最大の理由は、この人もおっさんクロスフィッターの仲間であるからです。
ちゃんと、クロスフィット・オープンにも参加してきていて、プロフィールもあります。


それによると、エリック・ローザ氏は現在52歳。僕より1つ年下です。身長175センチ、体重73キロ。まあ、普通の体格ですね。
僕と同じ2012年からオープンに参加し続けています。もちろん、大した成績ではありません。それでも普通のおっさんがクロスフィットにはまって、ずっと頑張ってきた。そんな人みたいです。

ちなみに最後に出場した2018年オープンでは男性50-54歳部門でローザ氏の世界順位は2401位。同部門に出場したAlex Kakutani氏の順位は1279位。ははは、実はこれが言いたかったのです。


もし会うことがあれば、エリックよ、まだまだお前には負けないぜ、と肩を叩いて言ってやりたいです。






2020/08/07

2020年クロスフィット・ゲームズがオンライン+決勝の2段階形式に決定。新社長ローザ氏が発表。(2020年8月12日更新)

 2020年のクロスフィット・ゲームズについて、新たな発表がありました。

それもカストロ君ではなく、新社長&オーナーのエリック・ローザ氏の発表です。

今までカストロ君が言っていたこと(ゲームズ発祥の地でもある”ランチ”で開催、etc.)は、どうやらリセットされたみたいです。

https://games.crossfit.com/article/two-stage-format-announced-2020-crossfit-games


主要ポイント:

  •  参加するのは男女トップ30人ずつ
  • 最初のステージはオンライン
  • 決勝ステージに進むのは男女トップ5人ずつ
  • 決勝ステージが行われるのは北カリフォルニアのどこか
  • 開催日程はまだ未定。8月中旬に最終決定する予定
  • オンライン・ステージは9月、決勝ステージはその4~5週間後
  • 全イベントは無観客開催、大会サイトやソーシャルメディアでライブ中継
  • クロスフィット・セミナーのスタッフが審判

プログラミングをカストロ君がやるのかどうかはわかりませんが、元々Aromas, CAの"Ranch"(牧場)はカストロ君の家族やら親戚やらの土地だったそうですので、そこでの開催がなくなったということは、カストロ君の影響力は小さくなっているのかな?とは感じます。

男女トップ5に残ったファイナリストが米国人以外だった場合はすんなり入国できるのか?などの疑問は残りますが、とりあえずはこの方向で動くみたいです。

続報(2020年8月12日)

日程が発表されました。

9月18日:オンライン・ステージ開始
10月19-25日:決勝ステージ

オンライン・ステージの中継はどうなるのか、決勝ステージの場所がどうなるかは、まだ未発表です。
それにしても、男女5人ずつだけしか出ない決勝ステージを6日間もやるとは驚きました。やる方も大変だろうけど、見る方も飽きちゃいそうですね。